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【コラム#10】文学フリマに行って気づいたこと『小説は、最後の砦である。』

文学フリマに行って気づいたこと

初めて、文学フリマに参加してきました。
東京で開催するのは、これを逃すと、ほぼ半年後ということで、貴重な体験でした。

参加費は無料で、色んなジャンルの本が見れます。
出店者・一般来場者あわせ約5,482人ということで、かなりの人数が会場に入っていた気がします。

去年も出店された方にお話を聞くと、去年の倍くらい増えているのでは?ということで、段々と来場者数も回復しているのかな?という印象でした。

フリマということで、色んなジャンルの本が並んでいました。

研究本、特定のジャンルの取材本、戯曲、ノンフィクション小説、ファンタジー、SM、百合、恋愛小説
物販では、ポスターカードやキーホルダーもありました。

試し読みができる本や、無料で配っている本もありました。

価格帯は700円から1000円
中には、完売してるものも、チラホラ。
普通紙をホチキス止めしたものから、製本で帯までついているものまで、様々でした。


売れ行きの印象
 安ければ売れるわけではない。
自分の興味と合致するものを探している方が多かった気がします。

 ジャケ買いもチラホラ。
中身をそんなに読む時間は無いはずなので、イラストを見て、買う人もいた印象です。
ただ、イラストをつければ良いのではなく、目を引く色使い。が大事な気がしました。
pixivのブースもあったのですが、圧倒的にクオリティが違いました。。


文学なのに、外側で印象が決まるのは、なんだか残念ですが、後ろが詰まっていたり、すると集中して読めず、仕方がない印象です。

たまに、いくら使うの?と声が聞こえて、払うつもりで来る人も多いのかな?と思いました。
最初から、タダ乗りのネットと比べると、フリマ自体はポテンシャル高いなと感じました。

いろんな地域で開催している文学フリマですが、
全国を回ってる出店者の方もいらっしゃって、
東京は、すらすらっと、見て終わり。
地方は、話し込んでくれるそうです。
やはり、地域特有の客層はありそうです。

製本方法に違いもあり、自費出版の小説は、400円から1000円とかなり価格のばらつきがありました。

逆に、取材本は明らかに取材費がお客さんからも推測されるので、1000円の価格帯が多かったです。

ちなみに、出店料は1ブース6,500円




エンタメ潮流の考察は下記から始まります

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2022年に筆者が日々感じていること・考えたことをまとめたコラム

2022年に筆者が日々感じていること・考えたことをまとめたコラム。

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