動作に対しての【意識の向け方】によるパフォーマンス変化

経緯

コチラの動画を翻訳しようとしたら専門用語が多すぎて、しっかり理解しようと思い立ち脳の働きや運動学習記憶の関係などを調べ始めたのです。

そこで必須視聴などを見ていれば分かると思うのですがマウスセンサーを意識するとかそういった表現がありましたよね。

運動学習の研究論文などを読み漁っていくと、これらの考え方の基礎にありそうな論文などを見つけました。 興味がある人もいると思います。

外的な意識と内的な意識によるパフォーマンスの変化

①自分の体(関節)の動きを意識(内的意識) インターナルフォーカス

手首AIM、腕AIMっていうのは明らかに内的意識に属する考え方ですよね? 

②目標物への意識(外的意識) エクスターナルフォーカス

この2パターンの意識でパフォーマンスが変わる、という研究報告が多数あるみたいです。

鋭い人は、どちらの意識がパフォーマンス向上するのか気づいたと思います。

結論

①外的意識によって運動パフォーマンスが向上する。

②内的意識はひとつの動作への集中。 動作の改善や技術の体得に優れる。

③もともと高度なパフォーマンスを持つ人は指示によってパフォーマンスの低下を招く可能性が高い。

④言葉や意識に依るイメージが運動パフォーマンスに影響する。

感想

ここで挙げた内容はリャングルコーチが言われていた内容とかなり似ています。 センサー意識ターゲット意識というのは明らかに外的意識に属する考え方です。 外的意識の認知がしっかりしていれば運動パフォーマンスの向上を望めるという研究論文があって、そういった下地を基にコーチングをされているんだろうなぁと。

まさしくフィジカルコーチですね。 しっかりした知識が根底にあるから説得力と結果がついてくるというのを体現してます。 

いろいろ調べたのですが運動イメージが与える影響について詳しく知りたい人は↓の記事に目を通すと良いかもです。

参考資料