見出し画像

衆知を集めること 3

だから大切なのは形ではなく、経営者の心構えである。つまり、衆知を集めて経営をしていくことの大切さを知って、日頃からつとめてみなの声を聞き、また従業員が自由にものをいいやすい空気をつくっておくということである。そういうことが日常的にできていれば、事にあたって経営者が一人で判断しても、その判断の中にはすでにみなの衆知が生きているといえよう。

また経営者みずからが衆知を集めてものを考え、仕事をしていくということも大切だが、それとともに、できるだけ仕事をまかせて部下の人びとの自主性を生かすようにしていくことも、衆知を生かす一つの行き方である。そうすることによって、その場その場で、それぞれの人の知恵が最大限に発揮され、会社全体としては、みなの衆知が生かされることになる。特に会社が大きくなれば、全社的な判断、決定は最高経営者が衆知によって行なうとしても、個々の仕事はそのようにしていく方が、より衆知が生きてくるといえよう。

★今日の気づき★

まずは心構え。そして衆知を集めるようにつとめてみなの声を聞き、自由にものをいいやすい空気をつくること。そして、仕事をしていくことも大切だけれども、仕事をまかせて部下の人びとの自主性を生かすよう行動していくこと。まだまだ変化させていけるところがたくさんあるので、着実に進めていこうと思います。

今日も感謝感謝 拝 


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?