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衆知を集めること 2

いかにすぐれた人といえども人間である以上、神のごとく全知全能というわけにはいかない。その知恵にはおのずと限りがある。その限りある自分の知恵だけで仕事をしていこうとすれば、いろいろ考えの及ばない点、かたよった点も出てきて、往々にしてそれが失敗に結びついてくる。やはり”三人寄れば文殊の知恵”という言葉もあるように、多くの人の知恵を集めてやるにしくはないのである。

もっとも、衆知を集めることが大切だといっても、それは事あるごとに人を集めて会議をしたり、相談をしろというのではない。そういうことも時に必要だろうが、しかし、一面それはいわゆる小田原評定になってしまったりして、緊急の時に間に合わないこともあるし、実際問題としていちいち会議をしているというのでは、その手間と時間だけでも大変である。特に小さな会社ならそういうこともできようが、大きな会社では事実上不可能でもある。

★今日の気づき★

自分だけの知恵では考えの及ばない点、かたよった点も出てきて、往々にしてそれが失敗に結びついてくるということをまだ頭で分かっていても行動できていないと気づくことができました。まだまだ自分の考えたように動かしたいという気持ちがどこかにあったり、自分の考えが正しいというところがあるのかもしれません。さっそく実践していきます。

今日も感謝感謝 拝 

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