政治に関心を持つこと 2
しかし、今日ではその点はすっかり変わってきて、経済の動きが政治のあり方いかんで大きく左右されるようになった。たとえば、景気不景気ということも、昔は純然たる経済問題といってもよかったが、現在では政府の経済政策、財政政策によって、かなりの程度まで景気を調整できるようになっている。
あるいは、経済活動が盛んになるにつれて、道路、空港その他いろいろな社会施設の拡充が必要になってくるが、これはいうまでもなく政治の仕事である。また、”事業は人なり”という、その”人”を育てる学校教育というものにも、政治は大きなかかわりを持っている。そのほか今日では企業活動に伴って、さまざまな許可、認可といったことも必要になっており、そういうことも含めた政治コストとでもいうものが、企業の生産コストに影響してくるという面もある。
そういうことをいろいろ総合して考えてみると、次のようなことがいえる。すなわち、企業がその使命を遂行し、社会に貢献していくことは、その半分までは企業自体の経営努力で行なうことができるが、あとの半分は政治のあり方を中心とした社会情勢というものに左右されるということである。
★今日の気づき★
視界が狭くなっている時は、目の前のことしか見えていないので視野を広く持ち政治、社会情勢を意識しながら経営をしていかないと今日も気づきをいただきました。
今日も感謝感謝 拝
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