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部下の提案を喜ぶ

会社や商店では、従業員の人々が喜び勇んで仕事をするという姿をつくることが大切だと思います。それには、どういう点を心がけなければならないでしょうか。

いろいろ考え方はあると思いますが、私は、一つには、上司なり先輩が、部下なり後輩の人の提案を受け入れるということが大切だと思うのです。つまり、部下が提案しやすいような雰囲気をみずからがもっていることが必要だと思うのです。部下の人が何か提案をもってきたような場合、「そんなことを考えてくれたのか、君は熱心だな。結構なことだ」と言って、まずそのこと自体を、快く受け入れることです。

しかし、その提案を採用するかどうかということについては、上司の立場でいろいろと考えなければならないこともあるでしょう。非常に熱心に提案してくれたけれども、これは今すぐにちょっと実際に用いることはできない、というような場合もあると思います。

そのような場合でも、とにかくいったん、その行為なり熱意なりは十分に受け入れて、そして「これはこういう状態だから、ちょっと待ってみようではないか。君、また考えてくれたまえ」と言う。つまり、そういう発案をすればするほど上司が喜ぶのだというような雰囲気が、会社なり商店にみなぎってくることが大切だと思います。

「いや君、そんなのダメだ」と言う。またやって来る。「ああ君、これはダメだ」というようなことで、三べんも提案したのに用いられなければ”どうもうちの上司は分かってないな、提案しても聞いてくれない、もうやめておこう”ということにもなって、結局は決まった仕事だけをするということに落ちついてしまいます。これでは、進歩も向上も生まれてきにくいのではないでしょうか。

私は、これは非常に大事なことだと思うのです。むしろ、「君、なんにも意見を出さないじゃないか」と、意見を聞き出す努力をすることが必要ではないかと思います。「何回でも考えてくれよ、よい提案は大いに用いるから。提案してくれることは、大いに会社のためにもなるし、また、われわれの仕事としても面白いから、君、いろいろ考えてくれないか」こういうことを、常にくり返し部下の人に言っておくことが、ほんとうに大切なことだと思うのです。

★今日の気づき★

『上司なり先輩が、部下なり後輩の人の提案を受け入れるということが大切』まずは、ここからだなぁ〜と気づきをいただきました。相手に問題があるのではなく自分自身に問題があるということを常に意識して行動していかなければ!!また、雰囲気づくりも意識して行動していかなければいけないなと今日も多くの気づきをいただきました。さっそく行動してみよう!

今日も感謝感謝 拝 


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