漢字を学んで人生を知る
古典といっていいのかどうかわかりませんが、「漢字」の成り立ちについて考えてみるのも面白いでしょう。いろいろなことに気づかされ、そこから人生を学ぶこともできます。
例えば「忙しい」という漢字は、「心(りっしんべん)を亡くす」と書きます。日々の用事に追われて、ついお礼状を送るのを忘れたりすると、相手に不義理をしてしまうことになるでしょう。それは心がなくなっている状態です。「忙しいときは他人に失礼をしてしまいがちになるから気をつけなさい」という先人の教えであると受けることができます。
私が特に大事にしているのは、事業や商売で欠かせない「儲」という漢字です。これは「にんべん」と「諸」とを組み合わせた文字ですが、別の見方も可能です。
よくご覧ください。「信」と「者」とを組み合わせた漢字と見ることができます。つまり、お客様に「信者」になっていただいた結果として「儲ける」ことができる、という解釈が成り立つのです。企業経営の基である「ファンづくり」は、「儲」という漢字から教わったことでもあります。
このように、漢字を勉強すれば、考えの幅を広げていくことができます。ぜひ関心を持っていただきたいと思います。
★今日の気づき★
苦しい状況になればなるほど、どうやって儲けるかという考えが先行してしまいますが、どうやってお金を儲けるかと考えるのではなく、ファンをいかに増やせるかということを軸に考え行動を続けていこうと思います。
今日も感謝感謝 拝
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