専業に徹すること
企業経営において、多角化、総合化という行き方と、専業化という行き方があるが、私は原則として、多角化よりも専業化をはかっていくべきでないかと考えている。もちろん、それはあくまで”原則として”ということであって、多角化、総合化を一概にいけないというものではない。しかし、一般的にみて、どちらかといえば、専業化していく方がより成果があがる場合が多い。つまり、それぞれの企業がその持てる経営力、技術力、資金力というものの範囲で経営を行っていくという場合に、そうした力を一番効果的に生かすにはどうしたらいいかというと、その力を分散するよりも集中的に使った方が、より大きな成果を生むことができるわけである。
企業経営は常にきびしい競争場裡にさらされている、そういう中で、持てる力をいくつかの仕事に分散して、そのそれぞれの分野において他よりすぐれた仕事をしていくということは、よほど抜きんでた力を持っていればともかく、実際にはきわめてむずかしい。しかし、それほど大きな力を持たなくても、すべてを一つの仕事に集中してやっていくならば、そこから他に負けない成果を生みだすこともできやすくなってくる。
★今日の気づき★
いろいろなことにチャレンジをしてしまうことがありますが、軸を変えずに専業をいうことを意識して行動を続けていくことが大切なんだと学ばせていただきました。
今日も感謝感謝 拝
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?