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人をつくること 2

それでは、どのようにすれば人が育つかということだが、これは具体的にはいろいろあるだろう。しかし一番大切なことは、「この企業は何のためにあるのか、またどのように経営していくのか」という基本の考え方、いいかえればこれまでに述べてきたような正しい経営理念、使命感というものを、その企業としてしっかりと持つことである。そうした会社としての基本の考え、方針がはっきりしていれば、経営者なり管理監督者としても、それに基づいた力強い指導もできるし、またそれぞれの人も、それにしたがって是非の判断ができるから、人も育ちやすい。ところが、そうしたものがないと、部下指導にも一貫性がなく、その時々の情勢なり、自分の感情に押し流されるといったことにもなりかねないから、人が育ちにくい。だから経営者として人を得たいと思うならば、まずみずからがしっかりした使命感、経営理念を持つことが先決である。

★今日の気づき★

人を育てる前に、”「この企業は何のためにあるのか、またどのように経営していくのか」という基本の考え方、いいかえればこれまでに述べてきたような正しい経営理念、使命感というものを、その企業としてしっかりと持つこと”というところを再確認する、またどのような考えを持っているのか聞くということを実践していこうと思います。人が育たないのは、目的ありき何だと今日も気づきをいただきました。

今日も感謝感謝 拝 

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