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「公」を意識して行動する

目の前にいる人や、仕事や地域で何らかの関係がある人に対して優しさを持ち、たくましく行動するのは、多くの人が自覚次第で、できるようになるでしょう。それよりも、目の前にいない人、直接的な関係がない人たちに対して、思いやりのある行動をとるほうが、より難しいことのように思われます。

例えば伊那食品工業では、社員に対して、「公共の駐車場に車を置くときには、施設の出入り口からいちばん遠い場所に駐車しなさい」と指導しています。なぜなら、病院でもスーパーマーケットでも、出入り口から近い場所には、体調の悪い方、お年寄り、身体に障がいがある方などが駐車したいと思っておられるからです。そうした人が目の前におらず、自分には直接関係がないからといって、人としての思いやりを忘れ、健康な人間が出入り口付近の駐車場を使うべきではないと考えます。

また、同じく自動車で、本社の前の道路から右折して進入することも禁じています。片側1車線しかないため、右折しようとすると、後ろに渋滞をつくって迷惑をかけることになるからです。

人生を歩んでいくうえで、たとえささやかでも「公」を意識した行動をとることが大切です。そうした優しさの積み重ねが、住みやすい社会をつくっていくのではないでしょうか。

★今日の気づき★

「公」を意識:目の前にいる人や、仕事や地域で何らかの関係がある人に対して優しさを持ち、たくましく行動する。

この物差しを持って行動していこうと気づきをいただきました。普段の生活で全く意識できていない時があるので、さっそく行動の棚卸しから実践していきます。

今日も感謝感謝 拝


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