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政治に関心を持つこと 3

いいかえれば、企業としては正しい経営理念を持ち、企業の内部において、なすべき経営努力を誠実に、懸命にやっていかなくてはならないことは当然であるが、それだけでは十分な成果をあげられるかどうかわからないわけである。そういう企業内部の努力に加えるに、政治における適切な経済政策なり、その他のいろいろな施策というものがあってはじめて、その企業努力が生かされ、実を結んでくるということである。反対に、政治のあり方が当を得なければ、そうした経営努力も無に帰してしまいかねないわけである。

したがって、経営者、経済人としては、その本来の使命を遂行していくために、自分の仕事に懸命な努力をしていくことはもちろん必要だが、それだけでは十分その責任を果たし得ているとはいえない面がある。そのこととあわせて、そうした正しい企業努力、経営努力を生かしてくれる適切な政策を生むために政治に関心を持ち、正しい要望を寄せていくことがきわめて大切になってくる。そういうことが、今日の民主主義の時代にあっては、経営者として望まれているわけである。

★今日の気づき★

目の前の仕事ばかりではなく、世の中の動き(日本の動き、世界の動き)を感じながら進めていくことが必要だと今日も気づきをいただきました。

今日も感謝感謝 拝

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