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人をつくること 6

また、人を育てるということについて、特に心しなくてはならないのは、単に仕事ができ、技術がすぐれていればいいというものではないということである。手腕や技能というものはもちろんきわめて大切だし、そういう面においてすぐれた人でなくてはならないのは当然であるが、それと同時に、人間としてというか、社会人としても立派な人であることが望ましい。仕事はよくできるが、社会人としては欠陥があるというのでは、やはり今日の時代における産業人としては好ましくない。特に、個々の企業としても、また日本の国としても、国際的に活動することが多くなりつつあることを考えれば、そのことはきわめて重要だと考える。

もちろん、そうした人間として、社会人としてのしつけとか教育は、本来家庭なり学校にまつべきものであろうが、しかし現実の問題としては、企業が果たす役割はきわめて大きく、さらにその役割はますます増大していくと考えられる。したがって、人を育てる場合には、職業人として社会人としても立派な人間を育てることを強く心しなくてはならないと思うのである。

★今日の気づき★

人を育てるということについて仕事ができ、技術がすぐれていればいいというものではない。それと同時に、人間としてというか、社会人としても立派な人であるように育てていくと強く心すると同時に自らが実践していかないといけないと気づきをいただきました。

今日も感謝感謝 拝 

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