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【大好きな大神神社】御祭神と隠れたパワースポット

大神神社の御祭神は?

大神神社のホームページには、御祭神は「大物主大神(おおものぬしのおおかみ)」と記載されています。

大神神社の元宮司、中山和敬氏の著書「大神神社」によると、大神神社の御祭神名は、正式には、「倭大物主櫛𤭖魂命(やまとおおものぬしくしみかたまのみこと)」であると記されています。

この出典は「出雲国造神賀詞(いづものくにのみやつこかむよごと)」で、

系譜としては、
素戔嗚命-大国主命-都美波八重事代主命-天日方奇日方命-(姉)媛蹈鞴五十鈴姫命(神武天皇の皇后)、(妹)五十鈴依姫命(綏靖天皇の皇后)-中五代-大田田根子-中二代-大友主命・・・高市麿
となっており、大国主命=大物主神とするのが、一般的な解釈です。

 歴史書「ホツマツタヱ」の系図では、
ソサノヲ-オホナムチ(初代オオモノヌシ)-クシヒコ(コトシロヌシ/2代オオモノヌシ)-コモリ(3代オオモノヌシ)-カンタチ(4代オオモノヌシ)-フキネ(5代オオモノヌシ)

 分家であるカンタチの弟ツミハ(ヤヱコトシロヌシ)の子クシミカタマが本家の養子となって、6代オオモノヌシとなります。

 記紀では、「オオモノヌシ」も神名の一つとしました。役職名であるとは考えなかったのでしょうね。

 もちろん、何を信じるかは、あなた自身で判断してください。
大神神社について、詳しくはコチラで解説しています。
(※有料記事です。会員登録なしで購入可能です)

隠れたパワースポットとは?

隠れているわけではないですが、参拝する人が少ない「綱越神社」
「つなこしじんじゃ」
と読みます。 

祓戸大神(はらえどのおおかみ)を祀る神社で、大きな神社では参道の入口に祀られることが多い神様です。出雲大社では、参道に順番待ちの長い列ができることで有名です。

この「綱越神社」も、大鳥居の南側、一の鳥居にすすむ参道入口に鎮座しており、本来なら、この神社でお祓いしてから参道を進むのが正しい参拝順といえます。 

また、大鳥居を一の鳥居だと思っている方も多いと思いますが、本当の一の鳥居の存在を知らない方も多いでしょう。

「綱越神社」では、夏越の大祓(なごしのおおはらえ)が、例祭として行われるため、社名の綱越(つなこし)は、この夏越(なごし)が元になっているようです。

また、通称「おんぱらさん」と呼ばれ親しまれていますが、これも「御祓(おはらい)」が元になっているようです。

正式な社名も、通称も、なまった言葉が元になっているところが面白いというか、関西らしいなあと感じます。

この「綱越神社」は、実は、強力なパワースポットで、お祓いのパワーも強力です。疲れやストレスがたまっていると感じる方にも、オススメの神社です。

12月26日の参拝は、この「綱越神社」に参拝し、本当の一の鳥居をくぐる、古来の正式な参拝です。自分自身でお祓いする方法もお伝えします。

山ノ神遺跡

大神神社の境内や三輪山の周辺には、数多くの磐座が点在しています。

夫婦岩や、少彦名命を祀る磐座神社はよく知られていますが、その他にもたくさんの磐座があります。

あまり知られていない磐座としては、大正時代に発見された「山ノ神遺跡」があります。民有地になっていたせいで、動かされてしまい、研究者による調査の前に、発掘が行われたようですが、貴重なものがいくつも発見されています。

発掘されたものから、時代は二千年前の弥生時代の頃で、かつて祭祀が行われていたようです。また、酒を醸造する用具も見つかっており、酒の神様というのは、ただの伝説ではないということですね。

神社参拝ツアーでは、「山ノ神遺跡」もご案内します。
詳細はコチラをご覧ください。


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