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「人を育てる」ために、大切なことは?

見えない世界を伝える神社ナビゲーター市口哲也です。

前回の「人間関係の悩み」の続きです。

大神神社(おおみわじんじゃ)参拝ツアーの休憩のときの会話
~桧原神社前の茶店にて~

▼参加された方のお悩み
「職場の後輩を、次のリーダーとして育てようとしているけれど、なかなか成長せず、リーダーの器ではないので困っている」

▽「人を育てる」ために、大切なことは何でしょうか?
➡「育てる」ことの最終目標は、「自立させる」ことです。

成長過程においては、従来のやり方を覚え、求められている結果を出すことが重要です。

しかし、最終的には、その人が自分で考えて、経験のないことにも、対処できるようになれば、仕事を任せることができます。

マニュアル通りに仕事をこなすだけなら、マニュアルを読めばいいのです。

真価が問われるのは、マニュアルにない問題が起こったとき、適切に対処できるかどうかです。

そのためには、「判断基準」を明確にしておくことが大事です。

私が社会人になって、新入社員研修で教えられたことは
「企業の目的は、利潤の追求である」でした。

もちろん、間違いではありません。慈善事業ではないので、利益がなければ、活動する意味がありません。

しかし、すべてにおいて利潤を追求すると、法律に違反したり、顧客をだましてでも、儲けようと考えてしまいます。

そういったことが社内で当たり前に行われていたら、初めは抵抗があっても、徐々に受け入れてしまうでしょう。

その仕事が、社会の中でどんな役割を果たしているのか、どんなことに役立っているのか、それが本当の目的であり、働く人のやりがいにもなります。

▽かなり昔に、レンガ積み職人の話を書いていますので、ぜひ読んでみてください▽

さて、マニュアルにはない問題が起こったときの判断基準、または優先順位を、その仕事にかかわる人の全員が共有しておく必要があります。

例えば、優先順位として
1.お客様に迷惑をかけない(品質や納期など)
2.利益
3.効率

というように、利益や効率は二の次と考えます。これらを第一にしてしまうと、お客様に迷惑をかけることになります。

こういったことは、分かっていても、間違えることが多いのです。ニュースになるような事故や犯罪も、小さな判断ミスが原因になることが多いので、他人事と思わず、人の振り見て我が振り直せと心得ましょう。


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