継続とは【技術】である。たった3ステップで三日坊主を撃退し、やる気に関係なく継続力を爆上げする方法

自分で決めたことが継続できない…
しっかり予定を組んだのに、その通りに行動できない…

こんな悩みは誰でも持ったことがあると思います。
だけどここで自分は継続力がない、意志が弱いんだと
自分を攻めるのはちょっと待って！

実は継続力って技術なんです。
技術ってことは誰でも習得できるということ。
今回は、そんな継続力を爆上げする方法について解説していきます。

こんな人に読んでほしい

・自分で決めたことなのに継続できない…って人
・ひょっとして自分、ダメ人間なんじゃね？って思ってる人
・「三日坊主とは私のことだ」という自負がある人
・ダイエットに挑んでは敗北し続けている人
　（ダイエットの例を出してるので）

決めたことを継続できないのは何故なの？

みんな、得たい未来の結果があるから予定を組みますよね。
みんな、予定通りに継続したいんです。

だけどうまくいかない。継続できない。

今日は時間がおしてるからとか、疲れてるからとか、
いろんな「できない理由」をつけてサボってしまう。
僕もそうでした。

これ、根が真面目な人ほど
自分の意思が弱いとか、精神がたるんでるんだとか、
そういうふうに自分を攻めてしまいますよね。
原因が自分に対する「甘さ」にあるんだと。

だけど、実は問題ってそんなところには無いんですよ。

なぜ継続できないのか、
自分で決めた通りに継続するにはどうすればいいのか。

自分に対して甘いからそうなるんだ、厳しくするんだ！
なんて言うつもりはまったくありません。
そんな精神論で解決できるなら誰も苦労しないんです。

そうじゃなくて、継続というのは科学であり技術なんです。
技術ということは、誰でも習得可能ということ。
しかも継続力を上げるために必要なのは、次のたった3ステップ。

　1. 自分のブレーキを知る
　2. ブレーキを排除する
　3. アクセルを踏む

車に例えるのがすごくわかりやすいのでこう表現してますが、
たったこれだけの作業で継続力は爆上がりします。

Step1. 自分のブレーキを知る

まずは、継続を阻害する「ブレーキ」を知りましょう。

何が原因で行動にブレーキがかかってるのか？
自分にとって何がブレーキになっているのか？
そこを明確にします。
まずはこれを考えてみてください。

例えばダイエットなら、考えられるブレーキはこんな感じでしょうか。

　・運動したいけど時間がない…
　・ついつい食べすぎてしまう…
　・運動はキツい…
　・お菓子の誘惑に耐えられない…

ちなみに僕は、ジムに通って身体を絞ろう！と
一念発起したことがありました。
平日は仕事後、休日は夕方あたりに行こうと決めました。

で、決めたのはいいんですが、
いざ行動に移そうとするとこんなブレーキがかかっていました…笑

　・定時を超えてもついつい仕事をしがち
　・休日にゲームを始めてしまったら止まらなくなってしまう

Step2. ブレーキを排除する

ブレーキ要素が明らかになったら、それを排除する手立てを打ちましょう。

ブレーキは「あるから踏んでしまう」んです。
だったらそもそもブレーキが無い状態にすればいいわけです。

先程のダイエットの例で考えるなら

・運動したいけど時間がない…
・運動はキツい…

これは「運動する」という概念が自分の中で大きすぎることがブレーキになってますね。
こういう場合は細分化して小さく始めるようにしましょう。

　・最初はトレーニングウェアに着替えるだけで良し！
　・3分走れるだけで良し！
　・1分スクワットできるだけで良し！

「いやいや、それはさすがに小さすぎじゃね？」
って思いました？
これで良いんです。

人間、誰でも初動に大きなエネルギーが要るものです。
車だっていきなりトップギアでは発進できません。
飛行機にいたっては積んでる燃料の半分を離陸する時に使ってしまうくらいです。

そのくらい、人も乗り物も初動に大きなエネルギーが要るんです。
最初から大きなことをやろうとしてもムリなんですよ。

だから、最初はバカバカしいくらいにハードルを低くしてやることがポイント。
慣れれば調子が上がっていって
どんどん大きなことができるようになっていきますから。

・ついつい食べすぎてしまう…

これについては、前もって一日分の分量を決めておきましょう。

ご飯の量はこれだけ、
肉中心の食事だったら次は野菜中心にする、とか。

親や奥さんに作ってもらってるなら、前もって宣言しておけばいいんです。

自分一人でコントロールするのが難しいなら、周囲を味方につけましょう。
協力してもらえるなら協力してもらったほうが良いです。
一人で頑張るよりずっと継続は簡単になりますから。

・お菓子の誘惑に耐えられない…

これについては超シンプルな解決策があります。

捨てること。笑
そもそもお菓子を家に置いておくな、ということですね。

目に入るから食べたくなるんです。
手が届くところにあるから食べてしまうんですよ。

人は目で見たものによって欲求を刺激されるという特性があります。

レストランで人が頼んでるものを見て
自分も同じものを食べてみたくなったこと、ありますよね？
あれがまさにそうなんです。

だから、そもそも手元に置かないこと。
これが超大事になってきます。

ちなみに僕の場合は以下のブレーキがありました。

・定時を超えてもついつい仕事をしがち
・休日にゲームを始めてしまったら止まらなくなってしまう

これらを排除するために以下のような対策を実施してます。

　・定時になったら仕事が残っててもさっさと切り上げて帰る
　・ゲームは始めてしまうから止まらない
　　だったらそもそも始めない
　・ゲームをやりたいんだったら、その前にジムに行ってしまう

まあ、究極の解決策はゲームを捨てることなんですが、
僕の場合はそこまでやらなくても制御できてるので
いいかなと思います。

Step3. アクセルを踏む

ブレーキを排除できたら、あとはアクセルを踏み込むだけです。
物事を確実に継続させるために、抑えておくポイントは2つ。

　・時間を決めておく
　・集中する

・時間を決めておく

時間を”ロックする”とも言えます。
この時間は、これしかやらない、と決めておくことが大事。

　・いつ
　・どこで
　・何を
　・どれくらいやるのか

これを前もって決めておきましょう。
前もって決めておけば、迷わないから楽ですよ。

・集中する

時間をロックしたら、やるべきことに集中できるようにしましょう。

もちろん集中する内容にもよるんですが、多くの人に当てはまり、
かつめちゃくちゃ効果の高いことが一つあります。

それが「スマホを見ない」ということ。

自覚ないかもしれませんけど、スマホって時間泥棒の権化ですからね。
SNSのチェックとかしだすと止まらなくなるのは目に見えてます。

僕、ジムに行くとよく見かけるんです。
ストレッチエリアでスマホを見続けて10分も20分も経ってる人。

|*′-′) .｡oO(一体何のためにジムに来てるんだろう…)

そう思うこと数しれず。
すごく時間がもったいないな～と思います(^_^;)

僕はジムにいる間スマホを持ち歩いてはいますが、
基本的に↓のような状態です。

　・スマホ見ない
　・通知はすべてオフ
　・電話かかってきても無視

こういうのは、終わってからチェックすればいいんです。
持ち歩いているとどうしても見てしまうのであれば、
荷物と一緒にロッカーに放り込んでおくのも手。

これも、前もって決めておけば迷いません。

意志の力ほどアテにならないものはない

やる気がないわけじゃないんですよね。
みんな、やる気はあるんです。
だから行動しようとしてるんです。
だけど、やる気や意志の力だけでは継続ができない。

それもそのはず。
やる気や意志の強さってその時々で変わってしまうものですから。

その時の体調、感情、環境に大きく左右されてしまうものなんです。
人間なんだから、それが当たり前。
常にやる気MAXのほうがおかしいんですよ。

問題なのは、継続をやる気や意志の力でやろうとすること。
意思の力でやろうとするから
できる時とできない時が出てきてしまうんです。

あのね、ハッキリ言ってしまうと意志の力ってアテにならないんですよ。

自分の体調や感情、周りの環境に振り回されまくるし、
ポキンポキン折れまくる。
マジでシャーペンの芯よりも頼りないものですよ。

だから、意志の力に頼るな、信じるな、ってことなんです。
本当にアテになりません。
僕も自分の意志の力に何度裏切られてきたことか…！

だから、構造で解決していきましょう。

まとめます。

三日坊主を撃退してやる気に関係なく継続力を爆上げする3ステップ
　　Step1. ブレーキを知る
　　Step2. ブレーキを排除する
　　Step3. アクセルを踏む

やる気や意志の力といった根性論ではなく、
超現実的な【技術】でもって、確実に継続をしていきましょう。

最後までお読みいただきありがとうございました！