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【読書感想】「蟻の棲み家」~23/07/26~

こんばんは!
今日は久しぶりに小説を読み終えたので、その感想を手短に記載。

本の題名は「蟻の棲み家」、作者は望月諒子さん。
本の帯に大ヒットしているとのことと、結末のどんでん返し、いやミスという触書きがあったのでこれは好物だと思い購入!

とりあえず感想は、ラストの結末は結構予想できたが、共犯者は意外だった。舞台となる、東京の足立区にありような低所得層で恵まれない環境が読んでいてリアルかつ、考えさせられる犯人像で社会派の読み応えは満点の小説、でした。

特に最後に明かされる意外だった真犯人の共犯者が物語に深みを与える。
この手の犯人となると、荒んだ環境と親だったり、どうしようもないサイコパスだったりするのだが、それを抱えてしまった親がまさか共犯者だったとは。

いやミスとは呼ばれていたが、個人的にはスッキリしたし納得のいく結末だった。記者ものだったり、社会派のルポルタージュが好きな方にもおすすめできるサスペンス小説です!

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