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キノコ村のモギと小人の絆

第三話
**キノコ村のモギと小人の絆**

朗読:ひびきめぐる
絵:たなかめぐみ
文:あずまやすのゆき

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キノコ村の奥深い森の中、小さな小屋にはモギという小人が住んでいました。彼は村でのんびりと静かに暮らしていましたが、実は彼には特別な仲間たちがいました。

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ミナ、リオ、タク…彼らもまた、モギと同じ小人の仲間で、村の様々な場所に住んでいました。

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ある日、ミナがモギの小屋を訪れ、「大切な宝物をなくしてしまった」と涙を流して話しました。

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モギはすぐにリオとタクを呼び寄せ、ミナの宝物を一緒に探しに行くことに決めました。

ページ5:



キノコ村をくまなく探しましたが、なかなか見つかりませんでした。あきらめかけたその時、村の広場で子供たちが何かを囲んで遊んでいました。それはミナの宝物、一年前亡くなったおばあちゃんの形見のペンダントでした。

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リオが子供たちに優しく声をかけると、子供たちは「拾ったんだけど、誰のものかわからなかった」とペンダントをミナに返してくれました。

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ミナは泣きました。それはペンダントを取り戻したことと、みんなの優しさに心打たれたのです。モギも子どもたちに感謝の気持ちを伝えました。モギは「困った時はお互い様。仲間として当然のことだよ」と微笑んで言いました。

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その後、モギの小屋で皆でお祭りを開催。キノコの料理や果物を囲んで、楽しいひと時を過ごしました。

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夜空には星が輝き、モギたちは一緒に歌を歌ったり、ダンスを楽しんだりしました。彼らの絆は、その日一層深まりました。

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キノコ村では、モギと仲間たちの深い絆の話が語り継がれていきました。そして、彼らの物語は村の伝説として、村人たちの心に永遠に残ることとなりました。

おしまい。

この物語は、仲間との絆や助け合いの大切さを中心に描かれています。絵本として描写する際には、モギたちの温かな絆や感情を中心に、読者が感動できるような描写を心がけることが大切です。

#キノコ村のモギ

※イラストは田中 めぐみさんの作品です。

西野亮廣さんのモノマネみたいに夢が広がってゆけばいいなと信じてやってゆくよ!