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こんな気持ちになるなんて!ナース2週目をおえて感じること。

先週から
看護師の自分をリスタートした。
口元のマスクも久しぶりだ。

場所は
小児科クリニック。

はじめての小児領域。
はじめての外来勤務。

はじめて尽くしは
やはり刺激的。
全身フル稼働している。


そして
何より
サイコーにサイコーに楽しい。

そう感じている。


看護師としての
働き方を加えたら
濃厚な時間がグッと増した。

メリハリがついたのが
大きいなと感じている。



いま思えば昔から
「変化」が好きだし
「動く」ことも好き。

じーっと1つのところに留まることが
ちょっぴり苦手だったりする。


動物占いは「猿」。
木々を行ったり来たりする
そんな生活がお気に召すんだと
身をもって体感中だ。


1つのことを
集中するより
あれこれやる方が
リズムがついて息がしやすい。

なんとも欲張りだなと
そんな自分のことを認識して
通勤途中の大きな橋の上で
ニヤリとしてしまった。



改めてわたしは
流れるように動いていたいタイプだと
再確認した2週目だった。



病棟ナース
訪問看護師

どちらの看護師人生も
「老年期」の方
そのご家族と関わることが
大半をしめていた。

看護師になるきっかけも
祖父母の病気・介護・死だったりする。



そんなわたしが
わが子の母親として通う小児科領域へ
新たな一歩を踏み出した。

何でも
はじめては緊張する。

久しぶりに
採血をする夢をみたり
朝方目を覚ましたら
寝付けないこともあるくらいだった。

意外と緊張しやすい。



迷路のような
複雑なクリニック内は
方向音痴のわたしにとっては
何度も足が止まる。

「わかりづらいですよね」
「はじめはわからなかったから大丈夫」

先輩たちの
やさしい声かけに救われている。


働く人たちとのやりとり
次々と受診する親子
予防接種の種類
検査のあれこれ

はじめての連続は
まさに心臓の鼓動が聞こえるくらい
ドキドキだ。




そんな一方で
「懐かしい」気持ち

それをこんなにも味わえるとは
想像もしていなかった。



はじめての予防接種で
不安気なお母さん

まだ首を座らない
ふにゃふにゃホワホワの赤ちゃん

わが子の
体重増加に悩むお母さん

注射や検査が嫌で
ギャン泣きする子ども
それを必死に対応するお母さん


ほんの一部だけれど
目の前の光景が

少し前の
わたしと子どもたちと重なり

こんなときあったな…
懐かしいな…と

アルバムを開いて少し前の自分に会える
そんな感覚になり
温かい気持ちが
出勤するたびに湧き上がってくる。


何ともおもしろいし
こんな感覚が味わえるとは
想像もしていなかった。



覚えることは
まだまだたくさんあるけれど

自分のことを後回しが当たり前
目の前のことに必死過ぎた
あの頃のわたしを

やさしく見守り
時には背中をそっと押してくれる
あたたかな言葉やエールをもらった
通院していた
小児科クリニックの方たちの
顔がフト浮かび

わたしもそんなナースとして
働きたい。

その気持ちがグッと芽生えた
2週間だった。



やっぱり人が好き。

これも感じている。

そして、

子どもたちのおかげで
経験できたことを
看護師人生にプラスできるとは
想像してもいなかった。


あの日あの時
必死にがんばった自分に
「ありがとう」の気持ちがわいたし

そんなわたしに
ついてきてくれた4人の子どもたちに
「ありがとう」の気持ちがグッとわいた。


やりたい!
そう感じていることを
あきらめずにやってみる。
経験させてあげる。

エイッと踏み出したら
想像もしていなかったことを
感じるんだと改めて気づいた2週間。


素直な気持ちを
いつまでも忘れずにいたい。

そして、
健康なカラダと心で在りたい。
もっともっと
自分をワクワクさせちゃう。

そう強く感じている。


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