セミナー・イベント設計者向け。2時間Zoomなら、この5段階構造が鉄板
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セミナー・イベント設計者向け。2時間Zoomなら、この5段階構造が鉄板

というわけで、3月から6月にかけて、リアル系のイベント・セッションが、会場側の利用禁止を始めとし、諸々の余波で開催不可能となったため、この期間はひたすら、あれこれ試行錯誤してZoomによるイベント、主にビジネス系の検討などを行ってきました。

本記事では、この期間行った12ほどのイベント(平均で参加者72.6名。最大が242名)を仮説検証して運営し続け、その結果「これは汎用的に構造として使える」と積み重ねた、イベントの5段階の構造をご紹介します。

中身としては、
■一般的に良いイベントを開催するためのポイントには触れない
■Zoom会議の操作方法などには触れない
という方針として、あくまで構造的な部分に絞っております。

1:ブレイクアウトルームを使い2人1組で自己紹介を行う

まず、イベントが開始したら速やかに、当日の目的・進行・各人の役割をシェアし、間髪入れずに、

「では、活発な議論を行うウォーミングアップをするために2人1組になっていただきます。簡単な自分の紹介・本日の参加に期待することの2つを、1人1分、合計2分でシェアしてください」

という頭出しとともに、Zoomのブレイクアウトルームという機能を使って、2人1組にアトランダムにしてしまい、2分間の自己紹介を行ってもらいます。

生身の人間同士の刺激とはたいしたもので、普段のイベントでもこれを行いますが、オンラインで行うと、より一層、参加者同士が、中身に集中してくれるようになります。

なお、「ブレイクアウトルーム」の使い方については、Googleで「Zoom ブレイクアウトルーム 使い方」と検索すると、わかりやすいコンテンツがいくつも出てきますので、そちらをご参照ください。

2:情報提供を事前撮影した動画で行う

イベント中に行うプレゼンテーションについては、登壇者が生中継で登壇しようが、撮影した動画によるプレゼンが圧倒的によいです。

理由は、
・時間を厳守できる
・内容を何度も取り直し、クオリティが上がる
・画面切り替えミスや端末の不調などを回避できる
という点です。

実際、私がPlug&Play Japanという、アメリカ西海岸をルーツとする有力米系ベンチャー支援のイベントで登壇した際には、下記のYoutubeに公開している動画にて、10分のプレゼンを行っています。

https://www.youtube.com/watch?v=6HJ0yHR98SQ

こちらの撮影ですが、至って簡単。Googleで「PowerPoint 動画 撮影」と検索すれば、特別なソフトや機材を使わず、撮影する方法が沢山見つかります。

3:動画で喚起されたモヤモヤをテーマに4人1組で議論

2人1組で自己紹介を行い刺激を受け、プレゼン動画で一方的に情報を受け取った参加者は、自分もしゃべりたくてウズウズした状態になります。

そこで3つ目に行うのが、自己紹介で一度使った「ブレイクアウトルーム」を用いた、4人1組での議論です。

こちら、テーマは提供コンテンツを基に、賛否両論、しゃべりたくなるようなものであれば、何でもOK。コンテンツの材料と、参加者各人が持っている個別の観点がかけ合わさり、非常に多岐にわたる内容が出てきます。

例えば、上記の生命保険動画であれば、結論の1つに
結局、Googleがライフネット生命を1,000億円でM&Aして本気になったら、日本の生命保険はひっくり返る
としていますので、
「もし本当にそうなったときに、生命保険分野では何が起きるのか?」
といったテーマで、十分賛否両論が出ます。

4:休憩時間中に「個人」でQuestionまたはコメントを書き込んでもらう

4人1組での議論は、1セット20分とし、これを2〜3セット行います。で、その後の休憩時間に、あくまで「個人」として、聞きたいQuestion、または、議論を通じて自分が考えたこと、周囲にシェアしたいことをコメントとして書き込んでもらいます。

「個人」としておくと、各参加者は「みんなの意見をまとめよう」ということから開放され、様々な内容を書き込んでくれます。
このとき、書き込むときには、Zoomチャットのプライベートモードというのを使い、書いた内容が主催者にしか見えないようにもできますよ、と伝えることで、一気に書き込みは増えます。

5:以上の内容を踏まえて登壇者同士で回答と議論を行う

さて、ここまでで大体、プレゼンが15分+議論で45分の1時間程度。休憩をはさんで2時間イベントなら、残り45分ほどがあるはずです。

ここでようやく、登壇者同士、先程のチャットによるQuestionやコメントをみながら、議論をしていきます。

これは、実際にやってみるとわかりますが、極めて、進行しやすい。

まず、出てきているQuestionに対して回答するという作業は、シンプルで、なおかつニーズに対応ができます。

で、ここである程度トークのリムズができていたら、ここを踏まえた議論をしてみましょう、と振るだけで、非常に活発な議論が行えるようになります。

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こちら、実際に開催しようとしてみると、色々と疑問・質問が出てくるかと思いますので、こちらの記事のコメント欄に投稿していただければ、ご回答したいと思います。

それでは

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Yasuhiro Yoshizawa

P&G→コンサル→ライフネット生命立上げ→現在は自分たちで創業したICJ社にて、ベンチャー投資・支援と大企業の新規事業コンサルを手がけています。MUFGフィンテックアクセラレーター、NRIアクセラレータなど、大企業と連携したベンチャーの事業加速が得意技。

P&G→コンサル→ライフネット生命立上げ→現在は自分たちで創業したICJ社にて、ベンチャー投資・支援と大企業の新規事業コンサルを手がけています。MUFGフィンテックアクセラレーター、NRIアクセラレータなど、大企業と連携したベンチャーの事業加速が得意技。