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指示されて、怒られて、それが楽しい、らしい??

今回も個人的に不思議だな、と思ったことについて書いてみます。

withコロナの環境下で、コロナ感染拡大の第2波や第3波が警戒される中、先日出されたNHKの調査によると、海外のように外出禁止や強制休業できる仕組み・法改正が必要と思っている人が62%ほどいるようです。言い換えれば、感染症防止のためなら、国民の多数は個人に帰属する権利を制限されてもよい、もしくは一部分は放棄して良い、というわけですね。第2次世界大戦での教訓から、戦後日本政府が国民主権のなかできるだけ施行しないようにしてきた権利制限を、特別な環境であれば、国民が逆に求めている??という。それかただ単に海外のあこがれなのか?

確か外出抑制は感染拡大防止に寄与するとは言われていますが、そこに強制をつけてもあまり相関が見れなかったというリサーチもあったかと思いますが。そんなことも下記Noteに先週書いていました。

この調査に関して、早速ホリエモンも警告を挙げてました。彼の懸念点は、この権利制限の前提条件(今回は感染症防止)は政府、検察、警察によっていくらでも拡大解釈できる可能性を秘めており、権力の暴走の危険もある、ということです。

NHKつながりで思い返せば、チコちゃんに叱られる!という、ぼーっと生きてないで、ちゃんと考えな!というメッセージが含まれた知的バラエティ(大好評な)番組があります。簡単に言えば、自らの知識不足や勉強不足をいじられる・叱られて、それがたのしーね、という番組です。

NHKの調査や番組を通じて感じたことは、もしかして現代の日本の方々に歓迎?、もしくは受けの良い対応は、他人から怒られる、指示される、制限される、ような行動なのでしょうか。ひと昔は他人から怒られたり、指示されたりすると、反抗するように、自分で頑張ろうなり、見返してやる、的な良い意味の反骨心を期待していた方もいるかもしれないですが。現代では怒られる、指示される、制限されるに喜びを見出している?とも、解釈できるのかな、とちょっと短絡すぎですが、思いました。

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