見出し画像

日本株ファンドアップデート 2020年12月

過去投稿した、日本中小型株ファンドの持ち株アップデート(2020年年末時点)を掛けてみましたので、ご確認ください。レポートの基準日は全て12月末ですので、よろしくお願いいたします。

調査対象は前回・前々回と同じ、下記ファンド計8つです。

# ファンド名(運用会社)
1 日本厳選中小型株ファンド (AMOne)
2 三井住友・中小型株ファンド (SMAM)
3 東京海上・ジャパン・オーナーズ株式オープン (TMAM)
4 企業価値成長小型株ファンド (AMOne)
5 日本割安株オープン (SMAM)
6 ファンド“メガ・テック” (AMOne)
7 BNYメロン・日本中小型株式ダイナミック戦略F (BNYMellon AM)
8 BNYメロン・日本中小型成長株アクティブ・ファンド (BNYMellon AM)

左がこの度(2020年12月末)の数字、右が前回の数字になります。

画像1

二時点の比較で、トップ20銘柄内で新たに登場したのは、なんと半分の10銘柄。また前回との保有金額の差分については、下記をご確認ください。

画像2

動きがあるところを見ると、ギフティ、BASE、マクアケなど前回入っていた新興市場銘柄の利食いと同時に、新たに菅総理が打ち出した『脱炭素』や『カーボンニュートラル』に向けた再生可能エネルギーの普及を見込んだ銘柄(レノバやウエストホールディングス)を取り入れている模様。またイズミや物流のSBS、ゲームのサイバーエージェントなど、全体で巣ごもり消費恩恵銘柄も依然入ってきています。一方で医療でのデジタル化に合わせてメドレー、デジタル化(DX)のテーマであるGMO、GoToキャンペーンに合わせたリゾートトラスト、は一部利食いの動きもあったようです。そして半導体(ディスコ、HOYA)、通信(アンリツ)や機械関連(日本電産やSMC)の銘柄が再度入ってきた、という印象でしょうか。

プロ投資家の目線で銘柄選びの定点観測は今後も数か月に1回程度で、アップデートしていこうと思います。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?