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気づいたら読書会に参加していた話

こんにちは。トッシーと申します。
この記事では、思えば「ミドルの憂鬱」に陥っていた私が、2018年9月以降1年間少しだけ昨日と違うことを始めた結果、ちょっとずつ見える風景が変わってきている体験を書いています。

読書要約サービスFlier(フライヤー)の読書会に申し込んだ


Flier(フライヤー)という読書要約サービスがあります。人気のビジネス書を10分で読める要約にして毎日1冊提供しているサービスです。元々本を読むのは好きだった私ですが、読んでいる本の傾向に偏りがあったり、本当に読むべき本を読めていないのではという思いから、要約サービスを使ってみることにしました。

2018年の夏くらいより利用していたサービスですが、この要約を使った読書会が2019年3月より開催されるとの案内が。いままで読書会というものに全くもって縁遠かった私ですが、要約を使った読書会というスタイルであれば私でも参加できるかもと思い軽い気持ちで申し込んでみました。

年代様々、職業も様々ないろいろな人が!!


この読書会はFlier Book laboという名前で、参加しているメンバーは約30名、年代も職業も様々なメンバーが集まっていました。隔週で集まり2時間、毎回テーマに沿った本を要約として読み、メンバーでいろいろ話しながら理解を深めていくというスタイルです。ファシリテーターの荒木さんが絶妙な進行をされ、メンバーが論点に対していろいろ発言していきます。その議論の中でメンバーそれぞれの「ものの見方」「価値観」などを知り、自分の考えをアップデートしていきます。

メンバーの「キャリア観」に衝撃を受ける!!

最初のテーマは「これからのキャリア」。
要約をつかってテーマに関する本の理解を深めるとともに、メンバーが自身の経験を踏まえながら発言していきます。
「ワクワクしなくなった時が転職のタイミング」「居心地が良すぎたから転職した」「自分としてこういうことを探求したいから今の仕事をしている」などなど。
!!!
自分なりにキャリアを築いてきたつもりでしたが他のメンバーの発言を聞くにつれ「自分軸」のなさを痛感しました。
その衝撃にその日の夜は夢にでました。
(この感想はボイスメディアVoicyの「荒木博行のbookcafe」というチャンネルでお話させてもらいました

刺激的、そして楽しい


刺激にも「良い刺激」と「悪い刺激」があります。
Flier Book laboは私にとっては確実に「良い刺激」となっています。
以降、テーマも「読書スタイル」「コミュニケーション」「組織論」「リーダーシップ」など普段自分ではなかなか考えることのなかったテーマが取り上げられ、そのたびにいろいろ考えさせられ視野が広がっています。
そして気づいたのは、自分にない他人の考えを聞いて、時に衝撃を受けつつも、それを楽しんでいる自分。
会社・家庭以外にこれといったコミュニケーションの場をもっていなかった私ですが、いままで気づかなかった「自分にない他人の考えを楽しむ志向」が自分の中にあることを気づき始めました。
また自分の話はさておき、相手の話をしっかり聞いて、その話を楽しめばいいという気持ちにもなりました。かつては自分はあまり面白い話ができないから相手とのコミュニケーションの距離をとってしまっていたこともありましたが、このスタンスに気づいたことによってコミュニケーションを楽しむことができるようになりました。

「自分にない他人の考えを楽しむ志向」に気づいたことで新たな一歩が


コミュニケーションの機会があればその機会を楽しませてもらう。もしくはコミュニケーションの場をつくり、そのコミュニケーションの場を楽しむ。その結果、読書会以外の場でも何人かのメンバーでオフ会を企画したり、メンバーが関わる別の読書会に参加してみたりと交流の輪が広がっていきました。そのような流れが新しい出会いを生み、また次の交流へとつながっていくという好循環を生み始めました。
Book laboのメンバーはみんな非常に前向きでいろいろな機会を私に投げかけてくれます。そのような流れの中で「高校生向けワークショップ」という体験もすることができました。このワークショップの話は別の機会に書いてみます。


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