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「本を囲んだ語り部屋」2023/10/15 荒木 博行さん『藁を手に旅に出よう』

日曜朝のX(Twitter)スペース「本を囲んだ語り部屋」
10/15は荒木博行さんをゲストに『藁を手に旅に出よう』を取り上げました!!

伝説の人事部長石川さんから、新人研修とキャリア研修を受ける社員サカモトの視点で描かれる本書、荒木さんの本では珍しいストーリー仕立ての本です。

こちらの本のメッセージは「キャリアに対する新しい視点」。『わらしべ長者』『うさぎと亀』などの寓話を通じながら、働く中で抱えてしまう不安や焦りなどに対して新しい見方や考え方を与えてくれるとともに、自分らしい働き方への気づきも与えてくれます。

こちらの本全体を通じて印象に残るのは荒木さんの「誤読」の力です。今回取り上げられている寓話に対してそういう捉え方ができるのか!という驚きを通じて、物事を多面的・相対的に見ることの大切さを学びました。荒木さんは「誤読」という言葉をよく使われていますが、新しい価値を生み出していく上で非常に大切な知的姿勢だと感じています。

語り部屋ではこちらの本を書かれたきっかけや想いなどを荒木さんに伺いながらみんなで語り合いました!

その中で印象に残ったのは「自分のキャリアに対するラッピングをほどいてみる」ことの大切さです。
日々働いている中で自分のキャリアのラッピングができてきます。キャリアを積み重ねていく中でこのラッピングは大切なものですが、そのラッピングに囚われていることもあるかもしれません。時には自分の中にある違うナラティブの可能性に目を向けてみること、また自分の手の中にあるものを振り返ってみることが、明日からの働き方に対する見方を変えてくれるかもしれません。

最後には、自分のキャリアを他者に「誤読」してもらうワークも面白いかもという話も出ました!これを機会にぜひそのような場も作ってみたいと思います!

#本を囲んだ語り部屋


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