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【30歳~30代半ばで年収700万円~1200万円に到達したバリキャリ若手向け】 今 ストレッチな転職に失敗した場合も 人生トータルで超プラスになる可能性が高いというお話

人生のご相談(内定先に行くか いかないか)
も30代の方が多くなってきました。

私が年を取れば、お客さんも年を取ると(笑)

新卒から10年くらい継続して猛烈に働いた方はみんなそれなりに立派なビジネスパーソンさんになられて
けっこうな責任あるポジションで けっこうな収入を稼いできます。

年収レンジでいうと700万円~1200万円くらいか。
よく10年がんばりましたね。すごいとおもう。

30代前半でこのくらい稼げる仕事の実力があると転職市場ではとっても人気者です。
それなりのエージェントや、それなりの会社のリクルーターや、色々なベンチャーの経営者たちが群がってきます

とりあえず「話を聞きに行ってみる」

とポンポン内定オファーが出る。
だが、ご家族もいらっしゃるから
若いころのように単純に「やりたい!」とか「面白そう!」
「年収上がった!」
というテンションや好き嫌いだけでは意思決定はできない。

みんな今すぐの断面だけではなく
40代以降 50代も
「しっかり稼げるか?雇用は安定するか?」という論点で悩みます。
ある程度得ていると だんだん失うことが怖くなってくるわけですよね。

そんな中で
「あ、おれ、けっこう大人になったのやも」
(というか、大人のアドバイスですね とお客さまから有難がって頂けることが多い)
のがこれ。

【転職に失敗した場合も 高い確率で人生トータルではプラスの経験になりうるよん】

ということです。


【よくあるケーススタディ】

転職活動をしてみたら
むちゃくちゃ高い金額のオファーが外資から出ましたと。
提示は年収1100万円+インセンティヴ700万円 1800万円

今、内資企業にいますと。

年収は800万円ですと。
妻がいますと。

ご本人の頭の中は2つのパターンを想像します。

1 転職成功 相応のパフォーマンスを出してキャリア上がる

2 転職失敗 ハイレベルな期待値と環境についていけずに解雇される

成功 しそうなら 行きたい
失敗 しそうなら 行きたくない

成功できるかな 失敗するのかな
どっちだろう?俺は転職すべきか?

いや、会社とプロダクトの将来性はどうだろう?←これはやや脱線してる
って論点で煮詰まりがち

なのですが それは意味がないです。
何故ならば 会社とプロダクトの将来性なんてもんは
最終的には誰にも分らないファジーな外的要因
だからです。ITや医療は技術革新が早い。
(構造的に答えが出るはずがない。論理的に考えているつもりが実は根本的なロジックエラーを起こしている。)

ロジカル とは シンプル と同義

論点をシンプルにしてみると、、、

【ロジックの整理】

1 転職成功 相応のパフォーマンスを出してキャリア上がる

だったら結果オーライですと。万歳!

2 転職失敗 ハイレベルな期待値と環境についていけずに解雇される

要は、2が怖いから 転職しない 迷う
わけですよね。


でも
2 の転職失敗の場合も
人生80年スパンで見ればすごく良い経験で
割とプラスになったりする
んですよね。

なぜか?
大きな失敗をすると

謙虚になるし
学びなおすし
他人の痛みが分かる

それってキレイな職歴で
転職に一度も失敗せずに40代になった人や
俺は負けたことが無い 優秀だ などと言い張る人になる(プロフィールにそう書きたがる人いっぱいいますよねww)

よりも
味のある 人間的な成熟度の高い
(もっといったら総合的なビジネス能力の高い)
人に失敗その後の中長期のライフスパンでは仕上がってるんですよ。
いろんな方を見ていると。

てこた 
1 転職に成功
2 転職に失敗

どちらになろうが前に進んだ方が
キャリア上のメリットはあるから  
【結論 やったほうがいい】

というか やらない理由が無い

なんすよね
基本的なロジックの構造上は


【リスク要因の整理(結論 お金の話でしかない)

失敗した場合のリスクですが、主に金銭面です。
失敗するとまぁまぁ高い代償を支払います。
が、所詮は仕事のことですからお金で済みます

自分が死ぬまでに必要なお金の金額をExcelでちゃんと可視化してみると、
生きていくためにはそんなにたくさんお金は要らないことに気付きますw
漠然とした「たくさん稼がねばならない」ストレスから自分を解放してあげましょう。

日本は30代の平均年収400万円台でみんな生きてる国です。
1000万円稼いでいる人が失敗して600万円に下がったって飢え死にするはずがない。これは、1000⇒600 に下がる未経験職種やベンチャーへの転職でも同様です。


これ以上は稼がない(使わない)アッパーの金額を決めるのも有効で

日本の税制と各種手当てをちゃんと調べると
夫が年収900万円~1100万 で
共働きで伴侶も近しい金額をかせげるのが一番有利です。

1100万円を越えると税率がかなり上がり、扶養控除もなくなり、子供手当てがなくなり。。。年収を上げても手取り給与の伸びはかなり鈍くなります。意味が薄い。

このあたりをちゃんと調べて可視化してファイナンシャルプランをザックリでも良いのでイメージして計画をするのが

やるか やらないか 

転職を考える際にモヤモヤを晴らす助けになる思います。



【いつ 失敗を経験しておくか?】

他人事だと思って
すっげー 無責任なこと言わせて頂くと

大きな失敗の経験、キズがないすべすべ玉子肌的なキャリアを歩んでこられた方は
40歳になる前の人生の前半戦で
1度や2度は転職失敗を経験しておいた方が
後々の人生 はラクなる
と思いますよ~


外資への転職 節目の年齢

この方は人事であって事業サイドの方ではありませんが、専門の方いわく 30歳と41歳が挑戦して成功できる節目の年齢だそうです。

なるほどね。目安としては納得感あります。でもまぁ~ 人によりますよね。事業側の人間からすると。



人間には
転んだら 起き上がれないタイプの人
転んでも ただでは起きないタイプの人

がいるのですが、
後者の気質の方の場合は
間違いなくGOですね。
勝ったら勝ちだし、負けてもタダでは起きない。

結局勝つまでやるのだから何の問題も無いw

50代で初めて失敗して転んだら(整理解雇とか)
たぶん 二度と立ち上がれないです。

新卒~65才の定年まで 40年間競争社会で勝ち続け 
無傷でキャリアを完走できる人
そんなの1%もいないですよね?

だから 逆算すると

「いつ 失敗しておくか?」

「体力 気力が充実している年齢のうちのほうがリカバリーがきくから有利」

という論点になりますよね。

妻はいる が 子供はいない
くらいのタイミングであれば

明確にやれない理由(子育てや、両親の介護)
が増える前に
勝負するなり 転ぶなり しておいたほうがいいと思うな~



これは、もう少し上のレイヤーの
40代 年収1500万円~2000万円越えの部長さん、役員クラスの方もそうでして
デキる方ってもはや日本国内には「超ストレッチな仕事」って少なくなるんすよ。

だって、今までの培った能力と人脈がある。
業界ではにそれなりに顔も効く。
新しい仕事をするべく転職をしても
殆どの仕事が「過去のリソースが使えるからうまくいかないはずがない」状態になるんですよね。
何をやっても 面白さも成長感も薄くなってくる人は少なくない。

であればロケーションを変える
「海を渡る」(海外に行く)
のはミッションのストレッチさを作るうえで非常に有効
です。

自分のことを知る人が誰一人いないマーケットに行き
しかも母国語が通じない世界で
1からやり直しでキャリアを作る、事業を創る
というのは、そーーーーとーーーーハードな仕事。自分でゴリゴリやらないと進みません。色々と。子飼いの優秀な部下も連れていけませんからね。大変ですよ。

20代の後半~30歳過ぎの頃くらいに遮二無二仕事をした働き方、原点に立ち返れます。


失敗したって大丈夫!

なぜなら、会社のカンバンに頼らずに成果を出す力のある実力派の部長さんの場合、日本に戻ればそれなりに良いポジションのオファーはたくさんあるのだから!

失うものがないのだからリスクは無い。  やりたけりゃやる。全く問題ないでしょう。 



箸休めに、、

私が35歳の時にシンガポールの外資企業で働いた時の挑戦と失敗の写真を!

ココがしごとの主戦場
(人事を担当すると、このビルに乗り込んで、働いている幹部人材を引き抜きにいったりするわけです。楽しいっすよ😆)

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このころにたくさん見てきた景色も 今の私の引き出しになっています(^○^)

人事MGRとして管理部門作った

日 韓 台 比 の4ヶ国混成チーム☺️


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支配人さんの採用活動

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開発デベロッパーとして

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競合調査&企画開発として

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肉は本当にたくさん食べましたw


自分自身の料理の腕、引き出しを増やすために食べ歩き 飲み歩き 


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本当に短い期間だったけど 日本にいたら見ることのできなかったたくさんの新しい景色を見れました!
今のBAR助家の経営にもむちゃくちゃ役に立っています!

【私の場合の失敗とリカバリーのケーススタディ】

私の場合は30代半ばで 2度目の海を越える転職に挑戦し 失敗をしました。
9か月で退職した。(単身赴任でのホームシックとかいろいろあったけど、要は力不足)

その結果、最終的には
自ら創業して作った事業のオーナー権を失う かつ 残り全財産を2度目の起業に突っ込むハメになりましたw

年収にすると約300万円ダウン。
10年単位だと3000万円の見込みお給与(ある意味不労所得)の損失です。

さらには、新規のお店を銀座に出すために2000万円近くのコストがかかり 社会人生活13年間 苦労を重ねて貯めた貯金が全額溶けて無一文になりました。

退路は完全に無い。遮二無二働いて稼ぐ以外に生きる道はなくなった。


そのくらいの代償は支払う苦い経験をしないと
それなりの年齢 それなりのキャリアを積んだ大人は 
本気で自己変革に取り組むほどの【反省と努力】をしない
です たぶん


この、【反省と努力】は買ってでも経験する価値がある
と私は思います。

失敗の代償を耳を揃えて支払ったうえで
背水の陣で銀座で小さなお店を起業しなおしたのが36歳の時。

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開業前日の写真です。

不安すぎたので信頼&尊敬するセンパイ4人を頼らせて頂きました。

これは最近の画像です。毎日楽しくやっています☺️

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36歳で作った新しい事業 と 働き方 
は【反省と努力】の結果、29歳の頃に初めての起業で作った事業よりも強く、安定度の高いものができました。

参画して頂いているメンバーも強い。
ってゆうかみんなかわいい♡

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素晴らしいメンバーが揃う
素晴らしい事業になりました。

これだけ一緒に働いて頂ける方々がステキであれば
そりゃ ステキなお客さまがたくさん来てくれますよ。

事業の根幹は「人」なのですが
なぜ素敵な方々の採用ができているか?というと
私自身が失敗と反省を経て人間として成長したから
に他ならないと思います。


平成生まれの若き経営者さんの元で、IT企業でのサラリーマン稼業も兼業し(オーナー業を辞めたのと同じタイミングで開始)
新しい働き方もはじめました。

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こちらのお仕事でも
自分が20代のころに力尽きて成し遂げられなかったIPO を
39歳にして昨年経験させて頂くことができました。
(私は全く大したことはしてないけど、仲間に入れて頂いて本当に感謝しています)

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IPOって する よりも したあと
のが大変だってことも、身をもって知ったw

やることだらけで 猛烈に働いています←イマココ

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人材の育成 
組織づくり 
事業の開発

といった労働集約的ではない課題解決のお仕事に
(体力が落ちた50代以降も安定して稼げる可能性が高い)
少しづつキャリアの軸足を移しつつあります。





30代半ばでの転職への挑戦と失敗の出来事は
3年~5年くらいの短期スパンで見たら確かに金銭的損失は大きいし 
当時の私はかなり苦労してリカバリーに必死にもがいたのですが

30年スパンの長期で振り返って見たら
間違いなくプラスの起点になる出来事になっていると思います。

転んだ  が タダでは起きなかった
ということですね
↑これが、長期的視点で自己を客観視するという事





「それまでに培ったものをゼロに戻して」
「死ぬほど頑張り直した」
ことで得たもの、知れたこと
は今でも本当に役立っています。

だからこそ
今の仕事、今の仕事仲間のメンバーの方々がいらっしゃるのだと思います。


だから、迷ったときは前に出る挑戦 をおすすめします。
5年前に無謀ともいえる転職をしてシンガポールに行き、以後の人生は全てをゼロからやり直して苦しみ抜いたことがその後の私を良い方向に変えました。

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反省と努力! 鍛え直し!(笑)



ってなことを
長々と語らせていただきましたが

私なんぞはキャリアを語るには
まぁ~ まだまだ薄っぺらい人生(笑)ですので

やるか やらないか
迷っている方は
プロ野球史上 やる気と挑戦で最高峰のマネジメント力だった監督の方の言葉がオススメです♥️


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星野仙一監督は、田中マー君を年俸20億円の日本一の選手に育てている方ですからね(実績がある)
すごい指導力 本質的
迷ったときに 読んでみて損はないと思います。

星野仙一 名言 30選
https://live-the-way.com/great-man/athlete/baseball/hoshino-senichi-2/


 迷った時は前に出る。
 勝負に懸けた時点で正解なんや。

            星野仙一
















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