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子どもの行動と神経生理学

いつも記事を読んでいただきありがとうございます。このnoteでは、日常を効率化し、日々のクオリティを上げるための具体的な実践方法や考え方をシェアしています。

今回は、子どもの行動を神経生理学的に理解しようというコーナーです。

私自身、作業療法士として子どもの発達支援に携わっていますが、子どもを評価する時には身体機能と情緒機能をそれぞれ評価します。適切に評価をするためには、現象を客観的に分析しなければいけないのですが、多くの方が「感情論」で「〇〇くんはお母さんが好きだからこうしたんだね」という判断をしてしまいます。

それが悪いとは言いいませんが、ではその行動を是正する時に、その評価を下した場合お母さんを好きだという感情の部分に変化を加えなけければいけませんが、そんなの無理ですよね。

ですが、子どもの行動を神経生理学的に理解しようとすると介入の幅がぐんと増えます。

今回は、1つの見方として子どもの行動を分析してみましたので最後までご覧ください

言うことを聞かない子どもたち

幼稚園に入学する年齢になってくると、途端に生意気さが出てきて言うことを聞かない、駄々をこねるといった反応を示すことが増えます。子供によって反応の度合いは変わりますが、これは性格のせいかというと、そうでもないのです。

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