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あがり症を改善する努力の要らない方法

あなたは大勢の人の前で話す時に緊張しますか?肝心な時に緊張してしまって想い通りに行かないなんて経験は誰しもが持っていると思います。

人と話していても、やたら早口になったり急に吃ったりするなんて人は身近にたくさんいると思います。いわゆる「あがり症」というやつなんですが、これは性格上どうしようもないと思われがちですが、対処法というものがいくつか存在します。今回は、”緊張とはどういうものなのか””なぜ人は緊張してしまうのか”という基本的なところから、あがり症を改善する方法を3つにまとめてシェアします。

「あがる」=臨戦態勢 + ○○の歪み

まずはじめに。人がなぜ緊張してあがってしまうのかを説明する前に、「人はなぜ緊張するのか」についてまとめます。

そもそもこの「緊張する」というのは生物としての自律的な反応であり、”対象に対するカラダの準備”になります。

例えば、鹿が草原を歩いていたらライオンを発見しました。この時、鹿は一気に身体を緊張させ、アドレナリンをMAXに引き上げます。なぜなら、逃げなきゃ食べられてしまうからです。「ヤバい」と思った瞬間に扁桃体がドーパミンを大量に放出し、HPA軸を介して副腎皮質に信号を送りストレスホルモンであるコルチゾールとアドレナリンを放出します。この反応により、心拍数は上昇し脳の血流が爆上げされ、判断能力や筋出力まで、身体機能が一次的に上がります。

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つまり、緊張するというのは、臨戦態勢に入るためのスイッチになります。ではなぜ人は、緊張して臨戦態勢に入った後にあがってしまうのか。

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