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イベントお知らせ|獣をさばく2022

参加者全員で鹿丸一頭の解体と野生動物関連の勉強をする会です。

※イベント保険加入に必要になる可能性があるため、ご住所を伺っております。ご住所の違う方の分は個別にお申し込みください。

【重要】
必ずyamanikudeli@gmail.comからのメールを受け取れるアドレスでお申込みください。
延期になった場合の連絡はメールになります。不着の場合、一切の責任は負いかねます。


野生のニホンジカを丸一頭、講師と参加者が一緒に解体、調理し、食べるワークショップと学習会を開催します。「シカやイノシシをどうするのか」ではなく、「私たちの社会や生き方をどうするのか」、今年も考えるヒント満載のプログラムです。

今は農地を荒らす「害獣」として駆除される鹿は、古来日本の代表的な狩猟獣でもありました。この会ではまず丸一頭の鹿を皆さんと一緒に解体し、「捕って食べる」という行為をプチ体験して頂きます(昼食用のお肉は別途ご用意します)。

学習会は、第一回から来ていただいている猟師の安田佳弘さん、野生動物研究者の高柳敦さんに加え、福島県から里山史研究者の星昇(ほししょう)さんをお招きします。近年は人間による開発が自然に与える影響に関心が高まっていますが、この会では昨年に引き続き人間活動の撤退が自然に与える影響について勉強します。

予習は必須ではありませんが、以下を読まれることをおすすめします。

・富田昇 「里山の性格とその変貌~史資料に見る山林利用の変遷~」 静岡大学公開講座ブックレット1https://shizuoka.repo.nii.ac.jp/?action=pages_view_main&active_action=repository_view_main_item_detail&item_id=4911&item_no=1&page_id=13&block_id=21

・太田猛彦 森林飽和 国土の変貌を考える (NHKブックス) https://www.nhk-book.co.jp/detail/000000911932012.html

なお、安田さん以外の講師の先生方のお話は後日動画かテキストで配信予定です。
また、新型コロナの流行状況次第では延期いたします。

【注意事項】

  1. 全てのプログラムを経験していただくことに価値を置いています。途中参加、早退はお断りします。

  2. マスク着用されていない方の入場はお断りします。また、当日体調のすぐれない方はご参加をお控えください。

  3. 申し込み手続きでご住所をお伺いしますが、イベント保険加入に必要になる可能性があるためです。ご了承ください。

  4. このイベントは会場を運営する一般社団法人グッドラックと山肉デリの共同開催です。お申込みいただいた方の個人情報は両者で共有します。

 

【キャンセルポリシー】

下記の通りキャンセル料を頂戴します。キャンセルされる場合は早めのご連絡をお願いします。

・5日前まで:かかりません
・4日前~2日前:参加費の50%
・当日:参加費の100%

ただし新型コロナの流行をふまえ、体調不良によるキャンセルは無料とします。

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講師

高柳敦(野生動物研究者)

京都大学大学院農学研究科准教授  かもしかの会関西代表。
専門は野生動物保全学。まだ「獣害」という概念すらほとんど知られていなかった農学部の学生時代にカモシカによる森林の食害を知り、獣害対策研究の道に。関西各県の野生動物政策に関わる。現場主義の実践家であり、動物の生態や現場の状態を考慮した合理的な防除を関西各地で実施している。

安田佳弘(猟師)

18年前に大阪から三重県いなべ市に移住し、山の麓で妻と9歳の息子と一緒に、ヤギと鶏とミツバチと犬と猫を飼い、田畑を耕し、薪で風呂を炊き、鉄砲と罠で鹿やイノシシを狩猟して暮らしています。キャンプ場でのキャンプライフクリエイターを経て独立し、現在は野生鳥獣精肉店、インタープリター業、アウトドア雑誌への執筆ライター、各種自然体感ワークショップの開催、自然学校の運営、TV・CM等のアウトドアコーディネイター業、学校での講演などを含めたアウトドアクリエイターを生業としています。 醤油、味噌、酢、味醂などの調味料を手作りし、自宅横に夫婦二人で小屋を建てて、雑貨カフェも営んでいます。鹿、イノシシ、山菜、キノコ、魚、カニ、エビ、木の実、鳥、果実、スッポン、山芋といった季節ごとの狩猟採集に、ソワソワする毎日です。 よろしくお願いします。

星(富田)昇(里山史研究者)

1979(昭和54)年東京都生まれ。0歳から18歳までを埼玉県浦和市(現さいたま市)で過ごす。東京農業大学農学部卒、東京都立大学大学院理学研究科修士課程修了。多摩市文化振興財団(パルテノン多摩)で学芸員を務めた後、2009(平成21)年より3年間、東北大学大学院環境科学研究科産学連携研究員として東北大学湯本分室(福島県天栄村湯本)でエネルギーの地産地消による地域活性化をテーマに活動。2021(令和3)年5月に(一社)湯本森・里研究所を設立し、福島県天栄村湯本地区の自然環境の調査、保全、活用に取り組んでいる。専門は植物分類学、里山史。福島県環境アドバイザー、福島県の森林文化に係る調査検討委員会委員、天栄村文化財保護審議委員。

主催

井上 不二子

獣肉店「山肉デリ」店主
2009 年、長野県にて獣害対策を請け負う市民団体に入ったことから獣害問題に関わり始め る。2010 年より国内各地で野生のシカやイノシシを参加者とさばく解体ワークショップを続ける。2017年より毎年「獣をさばく」を開催。2013 年より駆除される野生動物の肉を販売する「山肉デリ」を運営。

参加申し込み

https://www.kokuchpro.com/event/a2350745349b2bad10076390d19fd473/

こちらのサイトからのみ受け付けております。

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金田康孝|グッドラック|みんなのうえん|KENOCHA
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