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CADDi 町工場サイド【SCM】の1日

こんにちは!キャディで町工場サイドの拡充(SCM)に携わる原田です。

絶賛採用強化中の弊社で、様々な部署のメンバーの1日の過ごし方や仕事の面白みに迫る企画が走り出しています。

私が所属するSCMは特に「仕事のイメージが全然わかない…!」「面談で話聞いてやっと分かった!」「そもそも何の略称?」という声をよく受けるので、本日は詳しく紹介したいと思います。

こちらに興味持っていただけた方は是非気軽にコンタクトしてみてください。いつでもDMお待ちしております。

#自己紹介

現在30歳でキャディは2社目になります。

元々は、デンソーという自動車部品のメガサプライヤーで、調達/購買として働いておりました。その後、商品企画部門の立ち上げに関わり、未来の車空間のコンセプト企画・市場調査などに携わっていました。そして2020年3月にキャディに加わりました。

実は、キャディは、創業以前から知っていました。CEOの加藤は、大学の同級生で、調達の人間としてヒアリングを何度か受けていたためです。私の製造業からの転職の背景などを知りたい方は是非コチラをご覧ください!

入社後は、SCM(Supply Chain Management)という部署で町工場サイドの構築と拡充を主に担当しています!イメージしやすい例でいうと、uberでいえば運転手側、Amazonで言うなら出店者側の構築に携わっています。

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#CADDi SCMのとある1日

それでは、具体的な業務を説明するため、とある1日の流れを紹介させていただきます!日によっては、とにかくパートナー訪問をする日もありますが、網羅的に説明できそうな1日を選びました。

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AM 8:00-  自宅→埼玉まで車で出張!
早速、出張から始まります。※今は緊急事態宣言下で原則リモートです。
行き先はパートナー工場です。先方の社長と、実績振り返り、今後の取引拡大やパートナー向けシステム開発に関するディスカッションのため、CTOの小橋などエンジニア陣と共に訪問しました。
大体の出張は車移動が多く、SCMでは免許がほぼ必須です。移動がなければ通常9時より始業開始です。

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AM 9:00- パートナー訪問(振り返り&システム開発検討など)
この日訪問するパートナーは、コロナ後すぐに製造業ながらリモートワークを推進したり、社内でchatworkをフル活用している先進的な会社です。キャディのパートナーは新しい取り組みを行っているアグレッシブな会社も多く、我々も非常に多くの刺激を受けます。

まず、図面情報をもとにして3ヶ月の実績を振り返り、最適発注に向けたすり合わせを行います。図面を使ったコミュニケーションは多く、加工・製造に関する知識が必要とされます。(SCMでは最初に1ヶ月程度は研修期間があります。)
その後、双方の経営方針を共有して、今後の取引拡大について話し合いました。SCMでは、こうした交渉・アライアンス的な活動も多く、パートナーと共に未来を描く力が求められます。

その後、現在の工場での生産管理の方法を見せていただき、CTOの小橋などエンジニア含めて、現在の課題や実現したいこと等今後の開発についてディスカッションを行いました。CADDiは取引の円滑化に向けて、ソフトウェアの無償提供なども行っていこうとしています。現場での情報をもとに課題解決に取り組むエンジニア陣はとても頼もしい存在です。

PM 1:00-3:00 サプライサイドの仕組み/ツールの作成・更新
自宅に戻ってからは、最適なパートナー選定を補助するツールの作成・更新を行いました。例えば、この日はパートナーのキャパシティデータや得意分野に関する仕組みを扱いました。将来的なプロダクトやサービスに繋がる仕事はSCMでのやりがいの一つです。
もちろんSCMだけでやるわけではなく、エンジニア陣やオペレーションマネジメント陣に多くのことを助けてもらいながら進めていきます。

仕組み構築の部分は弊社プロダクトマネージャーの白井さんの記事の3章にも書いてあります。

PM 3:00-4:00 大型案件向けのサプライチェーン構築検討
大型量産や何千図面と流入してくる大型案件に対しては、個別にサプライチェーンを組む動きをしています。図面を元に案件担当(CX/DX)と選定先を協議したり、加工が困難な製品についてパートナーと仕様調整を行ったり、生産計画を一緒に立てていきます。自動車部品の調達をしてた業時代に培った知識が特に役に立ちます。

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PM 4:00-5:00 パートナー改善事例共有
SCMとQD(品質マネジメント)チームで、パートナーでの品質・生産管理体制などの改善事例の共有会を行います。最近は、ただ案件を依頼するだけでなく、困りごとがあるパートナーの現場に入り込んで改善を一緒に行う事例も増えてきています。プロジェクトマネジメント力だけでなく、泥臭く現場に入ってモノづくりを理解することが求められます。(以下は、パートナー現場で生産管理の仕組みについてディスカッションしている写真です)

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PM 5:00-5:30 チェックアウト
毎日5時からチームのタスク進捗確認や困りごとの相談などをしています。SCMは出張等も多く、リモートワークが常態化しており、チェックアウトはチームメンバーとの貴重なコミュニケーションの機会です。

PM 6:00-7:00 翌日のパートナーとのミーティング準備
翌日のパートナーとの会議に向けて実績の振り返り資料作成など準備を行います。翌日は現場訪問の必要がないので、リモート会議の予定で、Slackでパートナーにzoomのリンクを送っておきます。一定の取引を行うパートナーはほぼ全ての会社でzoomミーティングが行われています。更に一部のパートナーでは、コミュニケーションツールとしてslackを導入しているケースもあります。これらのツールをうまく使うことで、コロナ禍でもタイムリーなコミュニケーションを取ることが出来ています。

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#SCMのやりがい

SCMならではのやりがいというと、それは、製造業の未来に向けて邁進していくパートナー工場に価値を提供することができる点だと思います。彼らの悩み・課題を聞いて、そこへの価値提供ができるのはやはりSCMに所属しているからこその特権だと思います。特に、キャディでお付き合いしているパートナーはキャディに負けないくらいのスピード感で意思決定をしていくので、一緒に仕事をしていて本当に楽しいです。あるパートナー様では、キャディと作成したコストモデルを他の顧客との取引にも採用した結果、見積もりスピードが格段にあがったという話がありました。こうしたポテンシャル解放に繋がる事例は痺れます。
キャディと取引しているパートナーの声は以下の記事をご覧ください。


また、プロダクトマネージャーの笹口さんも言及してますが、キャディは仕事の自由度が高く、やるべきと思ったことをどんどん行うことができます。SCMという部署であっても、パートナーの新規開拓、開拓したパートナーのオンボード(カスタマーサクセス的な動き)だけでなく、ツール作成等プロダクト作り、材料事業などの付随サービスの立ち上げといった様々な動きがあります。(まさにwhole product的な動きが多いです) 

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以上でSCMのしごと紹介は終わりです。
仕事のイメージがついてピンときた方はぜひお気軽にご連絡ください!採用ページはこちらです!


まずは軽く話してみたい、聞きたいことがあるという方はTwitterのDMまでお気軽にご連絡ください!


#おまけ:わたしのOFFの1日

週末は妻と共にキャンプなどアウトドアを行うことが多いです。日々の疲れを癒やしてくれるのは、やはり郊外のフレッシュな空気です。(ただ、SCMに入ってから出張が多く、いい空気を吸うことにはとても恵まれています。)


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