乃木坂46 31stアンダーライブ セトリと感想
音でライブを作る
乃木坂46 31st アンダーライブ 2022
12/1 KT Zepp Yokohama(神奈川)を皮切りに
北海道、福岡、愛知、大阪のZeppを周り
12/19 KT Zepp Yokohamaに最後帰ってくる
そんな全5都市、計9公演の31stアンダラが行われました。
Zeppという音響の良さ、そしてそれをダイレクトに受けられる箱の小ささを活かした、まさに"音"を意識したライブだと感じました。
29thで魅せた曲の繋ぎも、30thで魅せた曲のアレンジも、今回31stアンダーライブに取り込まれていました。また、セットリストも非常に良いです。
31stアンダーライブ、めちゃくちゃ面白いです。
私は、横浜初日と横浜千秋楽に入りました。
ただ実は、両日ともあいにく整理番号が悪く、ほとんどメンバーのことは見えていません。チラッと数秒間見えるくらい。
どんなパフォーマンス?どんなフォーメーション?どんな衣装着ている?
詳細まではわかりません。その時は、ほぼ音をきいているだけでした。
ただ、それでも楽しい。
それくらい良いライブでした。
以下、感想を書きます。
毎度のことですが、大変長いことが予想されます。細かいし、単調だし、で眠くなると思いますが、お付き合いいただけると幸いです。
※上記のとおり、パフォーマンスほぼ見えていなかったため、感想はリピート配信(千秋楽)をベースに記載。
※誤字や誤りを見つけた際にはお手数ですが、コメントもしくはTwitterのDMやリプを飛ばしていただけますと幸いです。
※サムネイル画像は、乃木坂46オフィシャルグッズ【公式】Twitterより
出演メンバー
3期生:伊藤理々杏、佐藤楓、中村麗乃、向井葉月、吉田綾乃クリスティー
4期生:北川悠理、黒見明香、佐藤璃果、松尾美佑、矢久保美緒
セットリスト
表とテキストベースの両方を記載いたします。
全体概要
構成
セットリストについて、私はそこまで知見があるわけではないので、
FFの某Fさんの話していたことも少し織り交ぜながら書きます。
が、メインとしては私の主観を書きます。
ざっくりと4つに分かれているのかなと思いました。
1.新アンダーライブの提示/アンダーメンバーの歩み
2.クリスマスブロック
3.ライブパート
4.アンコール
1.新アンダーライブの提示/アンダーメンバーの歩み
ここが結構難しいところ。2パターンで捉えられるなと。
いや、両方の意味が重なっているかもしれない。
(もっとも演出サイドからみればともに的外れな解釈かもしれないが)
1-1.新アンダーライブの提示
まず、注目したいのがOVERTUREなしでライブが始まること。
乃木坂46のライブでは異質なスタート。
この時点で『いつもと違うライブ』であることがわかります。
そこから、アンダーを示す「M1:アンダー」「M2:三角の空き地」
まずは"アンダーらしさ"を提示される。
そこから「M3:滑走路」。
そんな今の"アンダーらしさ"から飛び出していくアンダーメンバー。
「M5:三番目の風」で"新しい空を切り拓け""真っ暗な未来をこじ開けろ"
「M6:4番目の光」で"4番目の光(私たちの世代だけの その輝き)探しにいこう" "次の世代に繋ぐために暗闇を切り拓け"
アンダーメンバーの顔ぶれを見ると、これまで長い歴史を作ってきた、1,2期生は全員いなくなりました。3期生と4期生でこれからは新しいアンダーライブを作っていく。この2曲が披露されたのは『はじまり』を意味する状況という面でも、『これまでのアンダーライブでは披露されてこなかった』新規性という面でも、非常に面白い。
「私たちのアンダーライブは、これから面白いことをしていきますよ」
というのを、曲(セトリ)を通じて暗に示したのかなと思いました。
1-2.アンダーメンバーの歩み
アンダーを示す「M1:アンダー」「M2:三角の空き地」から始まり、4曲連続でアンダーが続きます。これは彼女たち自身が歩んできた道。
そこから「三番目の風」「4番目の光」で目標に向けて日々努力を行う。
ユニットコーナーでは、(歌詞的に直接そう書いてある部分ではありませんが)苦悩や迷いを感じました。「路面電車の街へ」で夕日の情景が浮かび、夜に向かっていく。「満月が消えた」「いくあてのない僕たち」「コウモリよ」どこか暗闇の中で彷徨っていること(うまくいかないこと)が想像できます。
ただそれでも、「明日がある理由」「いつかできるから今日できる」は、苦しいこと、うまくいかないこと、たくさんあるけど、前を向いて頑張り続けた今日までの自分、もしくは今日以降も頑張り続けるためのメンバー自身への応援ソングだったのかなと思いました。
アンダーから活動を開始し、徐々に自分と同期/後輩との差を感じ、悔しさはある。切り替えて頑張ろうとするけど、うまくいくこともあれば、なかなか思うように行かない時もあって。うまくいかないことの方が多くて。それでも、前を向いて進む、というようなポジティブなパート締めくくりなように思いました。
2.クリスマスブロック
12月の開催ともあって、クリスマスを意識したパート。
最近はクリスマスライブも無くなってしまったなかで、ライブにクリスマスを取り入れるのは、もはや懐かしさがありました。
ここでポイントなのが、ライブの流れを止めなかったこと。
不用意な長いMCがライブのいい流れを止める一因なのですが、曲数は減らさず、衣装と音でクリスマスを取り入れつつ、ライブもしっかりする。
これ以上ないくらい、いいバランスでした。
3.ライブパート
かわいいクリスマスパートから一気に雰囲気が変わります。
音の大きさも、ここで一気に大きくなる。心臓まで響くその力強さは、今のアンダーメンバーの強さと本公演のコンセプトにマッチしていたように思えます。
ここでようやく、OVERTURE。もちろん、いつものOVERTUREではなく、EDM風にリミックスされたもの。そこから、約1年以内に発表されたアンダー楽曲が3連発でくる。それ以前のアンダー曲とは一線を画すこれらの曲調の新規性もまた、過去のアンダーライブの対比が見て取れる。
アンダーライブ終盤に行われるこのライブパートは、起承転結の"結"、というよりもどちらかというと"起"に近い気がします。
ここを始まりとして、32ndアンダーライブにつながっていくんではないでしょうか。
4.アンコール
これも過去のアンダーライブでは、ありそうでなかった選抜曲づくし。
アンダーメンバーが、アンダーライブで、アンダー曲を。
そんな当たり前なことは、もう見飽きた。
アンダーライブだからこそ選抜(特に表題)曲を。
何年も前からずっとこう思っていた私からしたら、今回のアンコールは嬉しかった。
ただのおまけ的アンコールではないのが、良かったです。
衣装
最初は白の衣装で出てきます
明日がある理由、いつできでは、薄紫色の衣装
(写真なし)
クリスマスブロックはクリスマスっぽい衣装にサンタ帽子
ライブパートは紫色の衣装
これはFFの某Fさんが言っていたことを書きますが、
まだ加入前?加入したて?のメンバーを白色で表されていて、曲を追うごとに乃木坂46色(紫)に染まっていくかのような変化
※クリスマスブロックは特別企画のようなものなので対象からは除外する
とおっしゃっていて、確かにそうだな、面白いな、と思ったので共有。←
確かに、照明演出もこのような作られ方をしていて、詳細は下に書きますが、最初は白を基調としつつ、後半になるにつれそれぞれ色をつけていくような演出でした。
ステージセット
ステージがあるのみ。
バックに「Under Live」の電飾すらなく、ただステージがあるのみ。
時折、曲に応じて背景パネルやクリスマスツリーなどが出てくるが、基本的には超シンプル。
逆に言えば、照明演出が引き立つ。
乃木坂46のライブの照明演出はめちゃくちゃ良いので。
それでは詳細レポへ移ります
詳細レポ
静かな始まり。
いつものOVERTUREはなく、静かなピアノ音とともに、照明が1つずつ点いていき、違った方向を照らしている。照明の色は全て白。
そしてすべての照明がそれぞれ色(白、赤、青、黄など)をつけながら正面を向く。
正面向いたら全ての色が白に変わり、また色を変えながら、照明が回転する。照明が消え、中村麗乃が登場し、ピンで照明が当たる。観客の拍手とともに、31stアンダーライブが始まった。
1.アンダー(C:中村麗乃)
中村麗乃のソロ歌唱からスタート。
これはセンターが中村麗乃だからこそできる演出。
そこからイントロが流れ、曲スタート。
Aメロから各シンメで前に出てきて、1番サビで全員が揃って歌唱。
「アンダー いつの日か心奪われるでしょう」
31stアンダーライブの意気込みかと思わせる、1曲目。
2022年のアンダーライブを見てきたファンとして、締めくくりの31stアンダーライブでのこの歌詞の説得力がすごいんですよね。ある意味、挑戦的でもあるのですが、それに対して違和感のない今のアンダーメンバーの実力。まさに、この言葉通り、心を奪われることとなります。
2.三角の空き地(C:佐藤楓)
全体的な振りも揃っているし、結構レベル高い。
佐藤楓ってやっぱ良い。1人だけ飛び抜けているな。
3.滑走路(C:松尾美佑)
白照明がくるくると回りはじめ、飛行機が飛び立つ効果音を入れて、滑走路のイントロがスタート。面白い。
1列になっていたメンバーがイントロとともに、左右に分かれて、下を向いて目を瞑っているセンター松尾美佑が登場。
前に歩いてくるときに笑顔で歩いてくる、その笑顔で雰囲気がガラッと変わった。
全体的に笑顔が印象的。佐藤楓と黒見明香が向き合っているところもいい。
特に歌割りじゃないところも気を抜いていない感じがいいすね。
北川の表情もめちゃくちゃ良い。「嘘っぽい言葉いらないよ」の笑顔とどこかいじらしい目線が10000000点。北川の表情は、全アイドルのお手本。
4.嫉妬の権利(C:中村麗乃)
「あなたが好き過ぎて」の佐藤楓めちゃくちゃ良い。
全体のセトリを見ると、この始まりは素晴らしいのですが、
会場で生で見ていると結構怖かったですね。
「28th以前のアンダーライブに戻ったのではないか?」と。
本公演が始まる数日前に、過去のアンダーライブをメンバーと一緒に見る配信がありました。
私は昔のアンダーライブに詳しくないので、詳細は不明ですが、過去のアンダラの1つに最初に演劇をするみたいな演出があったんですよね。
それと今回のやつが重なる部分もあって、余計に危機を感じました。
下駄ップをやった4期生ライブみたいな、あのような危機感。
今回のアンダーライブは、過去の踏襲なのか…?と思い、一瞬帰ろうかなって思いました(おい
このあとすぐに、この危機感はすぐに消え去りましたが。
MC1
短めのMCが入ります。
初日と千秋楽では少し異なる部分がありました。
初日は、ここのMCで向井葉月が決意表明?ちょっと語ります。ちょっと静まってシリアスな感じになります。
それと比べて、千秋楽はややアップテンポなBGMとともに挨拶し、みんなイェーイと盛り上がったまま、向井葉月の掛け声とともに、次曲へ。
初日聴いた時は、結構雰囲気が暗かったんです。
ここでちょっとクールダウンしちゃったのは、もったいないかなーと思ってました。
でも、千秋楽ではそれがなくなって、そのままアップテンポのイケイケのまま自然にいけたので結構楽しかったですね。
ただ、クールダウンして「次なんだろう?」って静かになってから、あの「テンテンテテテンテテテン(イントロ)」が流れた時の、一気にテンションぶち上がる感覚、そして驚きも捨てられないんですよね。
でも、千秋楽だとある程度みんなセットリストも知った上で来てるから、その驚きは初日ほどはないから、これで正解なのかなとも納得してる。めちゃくちゃ難しいところやけど、たぶん初日はあれがベストな形だったし、千秋楽はあれがベストな形だったと思います。
もしここまで考えられた上での、MCだったら観客視点でライブが考え抜かれていて、嬉しいですね。
5.三番目の風(C:向井葉月)
ええええええええええええ!?!?さんばんめのかぜええぇぇぇぇぇぇぇぇ!?!??!?!?!?
ってなりました笑
大大大衝撃!!!
アンダーライブで三番目の風ぇぇぇぇぇ!?
っていう。この衝撃は何年も忘れないと思う。
最高の裏切りを見せてくれた。
構成ブロックでも書きましたが、「滑走路」飛び出して、「三番目の風」(アンダーに新しい風)を巻き起こして空を切り拓く。
最高の流れすぎますね。
センターは3期生の乃木坂46ヲタク、向井葉月。
3期生ってやっぱかっこいい。
3期生全員の顔が一気に切り替わるんですよね。
この曲の異常なまでの自信ありげな顔が、頼もしすぎて、これからも精神面ではぐいぐい3期生が引っ張っていってほしいなと。
3期生の力強さ、半端じゃない。
改めて、体育会系気質の3期生のために作られた振り付けだと今改めて思うなど。
この曲のダンス、結構難しそう。4期生が結構苦戦してたイメージ。
でもその中でも、松尾美佑のパワーがめちゃくちゃここで活きてるんですよね。
腕の動きが誰よりも鋭くて、動きに迷いがない(この振付が得意なのか、好きなのかわからないけど)。だからこそ、表情にも余裕があって、笑顔さえもカッコ良かったな。ニコニコ笑顔というよりも、希望に満ち溢れた表情。セットリスト/ライブ構成的にも、この表情がピッタリなのよ。
3期生に力負けしていない。
しかも、フォーメーションは3列目一番左。そう、梅澤美波と同じポジションなのです。
6.4番目の光(C:矢久保美緒)
ええええええええええええ!?!?よんばんめのひかりぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!?!?!?!?!??!?!??!
ってなりました。マジで革命だ。笑
センターは4期生の乃木坂46ヲタク、矢久保美緒。
矢久保が推しの遠藤さくらポジションに入る
構成ブロックでも書きましたが、"4番目の光(私たちの世代だけの その輝き)探しにいこう" "次の世代に繋ぐために暗闇を切り拓け"
三番目の風の引き続き、
『新しいものを見せる』そういうメッセージを受け取りました。
昇れ〜…
の歌詞に合わせて、後ろの照明が下からすぅ〜と上に向かって照らされていくのが好き演出でした。
例えるならば、打ち上げ花火みたいな感じ
みーんな良い表情してた。希望だ……
7.Under's Love(C:伊藤理々杏、松尾美佑)
松尾、伊藤のWセンター
めちゃくちゃ良い。
和田まあやが卒業し、初体制のUnder's Loveはこの2人がセンター
タイプの異なるかっこよさで終始やられっぱなし。
やはり、松尾美佑のUnder's Loveダンスはピカイチに上手い。圧倒的に上手い。腕の動きのキレがすごい。みんなに見てほしすぎるので、松尾美佑を見てもらうために、Under's Loveはこれからやり続けてほしい。
最後の2人のキメ顔もばっちりです。
三番目の風→4番目の光→Under's Love
と完全に新しい風穴を開けてくれました。
3期生と4期生だけで創り上げる初めてのアンダーライブ、はじまりを連想させるこの2曲をやってくれたのは、今では冷静に腑に落ちつつも、当日現地で見た衝撃は言葉に書き表すことはできない。
Under's Loveに関しても、過去のアンダー曲にはない曲調の楽曲で、これも過去のアンダーライブとは少し違うぞという意味が込められていたのではないかなと思います。
MC2
北川の怪我から復帰報告と、意気込みです。
8.路面電車の街(吉田綾乃クリスティー、佐藤璃果、中村麗乃)
ガタンゴトン…ガタンゴトン……
というBGMが流れて、「お、なんやなんや…」と思ったところに、イントロ流れ、えええええええええ!!!!路面電車の街へぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!?????
まさかの路面電車の街へがきた。
吉田綾乃クリスティーの歌声の安定感。30thアンダラで中村の代打を一部勤めていた時に気づいた吉田綾乃クリスティーの歌声の良さ。
何回聞いても中村麗乃の歌声良い。
夕陽に照らされたようなオレンジの照明でした。
ガタンゴトン…のBGMとともに終了
9.満月が消えた(北川悠理、松尾美佑、佐藤楓)
めちゃくちゃいいぜ。
今回のアンダーメンバー、パフォーマンス能力TOP3
北川悠理、松尾美佑、佐藤楓
3人とも、黒インナー、黒ショートパンツ、黒ロングブーツに
北川悠理は白のブルゾン
松尾と佐藤楓は緑のブルゾン(松尾はフード付き)
を着用。
髪を乱しながら、笑顔でこちらを見る北川悠理の少し挑発的な表情が最高に刺さります。
あと、ここでも松尾美佑がめっちゃ良い。マジで動きが早い。なんかやすっしーさんの推しメンだからって贔屓してるんじゃないかって思われるかもしれないけど、困ったことに全曲松尾美佑良い。全部書いてたらキリがないので仕方なく割愛してますけども、、、
3人ともめちゃくちゃいいので、YouTubeで解禁してほしい。
言葉では伝えようにも伝えられない。
10.行くあてのない僕たち(黒見明香、矢久保美緒)
オリジナル衣装の青(黒見)と赤(矢久保)
29thアンダーライブの思い出パートで魅せた、音を切らすことなく曲と曲を繋ぐ演出。最高だぜ。
満月が消えたアウトロからの行くあてのイントロの繋ぎがバッチバチに決まったのに加え、黒見矢久保にスポットライト当てられた時の二人のキメポーズも合わさって、かっこよすぎて震えましたね。
この曲、黒見×矢久保でやるの、めちゃくちゃいいんすよね…
黒見はもともと顔つき/目つきがカッコいいので分かるんですけど、ここに矢久保を持ってきたのがめちゃくちゃ良い。
30thアンダーライブのOVERTURE時の映像で「かっこいい顔って研究しないとできない」って、矢久保が言ってたんですよね。そんな矢久保にこのカッコいい曲をあてたのは、マジで良い。本人もめちゃくちゃ意識して練習してるだろうし、実際今回のパフォーマンスカッコよかった。
そして、顔だけじゃなくてダンスも良いんすよね!
黒見は162cm、矢久保は153cmと約10cmの差があるんですよ。
でもですよ、その10cmの差をダンスでカバーしてるんですよね。
黒見もしっかり踊ってるんですが、それ以上に矢久保は上下左右体全身を動かしながら踊っていて、身長差を全く感じさせなかった。サビの2人並んで踊ってるところみたら、矢久保の動きがめちゃくちゃ良いことがわかる。
矢久保本人が、どこまで意識してやってるのかわからないんですが、めちゃくちゃ素晴らしいなと思いました。
この矢久保が良すぎて、矢久保のことばかり書いたけど、黒見もめちゃくちゃ良い。
後のMCでイジられる(?)けど、目つきがカッコいいのと、髪の動かし方がマジで上手くなってる。髪先まで踊ってた。この日の髪型がめちゃくちゃ良くて、黒見の目つきの良さが活きるカッコいい髪型だった。100点。
もし松尾美佑ちゃん見てくれてたら矢久保に伝えてほしいくらい、良かった。
11.コウモリよ(伊藤理々杏、向井葉月、黒見明香、矢久保美緒)
伊藤理々杏のシャウトが良すぎましたね。
あと、照明演出も良かった。いくあてに続けて、赤と青を基調とした照明。
ここは今回のアンダーライブで一番演出が微妙だった。
伊藤理々杏と向井葉月の歌にあわせて、合いの手を入るんですけど、これがダサい笑
もちろん合いの手入れるのは全然ありなんですけど、このカッコいい流れできてたところに、変な合いの手は要らなかったなー。
横浜初日でここ微妙だなと思って、「横浜千秋楽ではさすがに改善されてるだろうなー」と信じてツイートするのも避けてたんですが、変わってなかった。ちょっと残念でした。
MC3
中村、北川、吉田でユニットコーナーの振り返り
決意表明
今回のアンダーライブでは、各公演でメンバーが決意表明をしています。千秋楽は、松尾美佑(まさかの推しメンだった)
決意表明の全文はこちらから(モデルプレスに遷移します)
乃木坂のなかで、勇気をもらえる曲から選出
12.明日がある理由(C:向井葉月)
「乃木坂46に加入してから努力だけではどうにもならないことにたくさん出会って、難しいなと思うことがたくさん増えました」
これは、先ほどの決意表明で、松尾美佑が発した言葉です。
明日がある理由で、松尾美佑が
「人生なんて挫折ばかり 思い通りいかないもの」
と歌うのが、リンクしてて個人的に良いなと思いました。偶然な気もするけど、考えて歌割りされてたら、結構良い。
向井がソロで歌うところが、結構刺さった。
不安まじりに、でも堂々と歌う姿、うまく歌えた後のホッとした表情。
そこにメンバーが駆け寄って全員で歌うの、普通に見てて泣ける。
全員でフル歌唱でした。改めて聞くと、良い曲だな。
13.いつかできるから今日できる(C:中村麗乃)
ピアノ1音ずつ鳴らして、そのままイントロへ
AメロBメロは個人で歌い繋いで、サビはみんなで歌う。
全員でフル歌唱。
北川悠理ちゃんの表情がめちゃくちゃ良い
意思のあるまなざし、笑った時に見える白い歯、たなびくショートカット。乃木坂46きっての"アイドル"。北川悠理はいいぞ。
MC4
黒見イジリ(?)がきました。
目のかっこよさイジリで、「会場のみなさんに見せといたら?」「じゃあ1階のみなさんいきますよ」っていう面白いノリ笑
黒見は本当に面白い。なんでもノリノリでやってくれる黒見は愛されキャラだ
30thアンダラで和田にいじられてから面白さが開眼した。
アンダーライブのMCに厚みが出たなぁ
クリスマスブロックって、従来のライブだったらやけに長いMCとか入って結構ペースダウンしちゃうですが、曲をクリスマス風にアレンジ効かせることで、クリスマスを上手に取り入れていて、テンポが良かったですね。MCで曲を止めることもなかったですし。
音でライブを作るとはまさにこれ。
14.Am I Loving?(佐藤楓、中村麗乃、吉田綾乃クリスティー、佐藤璃果、松尾美佑)
サンタ帽に、クリスマスカラーの衣装
のちのMCで、中村麗乃がずっとやりたかったらしく、ようやく実現。
ただただかわいい。眼福。
曲中盤、曲が止まりBGMが流れクラップやタップダンスで音を鳴らし観客にクラップを求める
Am I Loving?〜クリスマスver〜のベル風BGMを鳴らし、その音に合わせてメンバーがカップスパフォーマンスを披露。普通にめっちゃすごい。
エンターテイメント性がある。
15.13日の金曜日(C:佐藤璃果)
クリスマスアレンジを効かせたイントロ
ただただかわいい。
16.初恋の人を今でも(C:吉田綾乃クリスティー)
こちらも、クリスマスアレンジを効かせたイントロ
17.全部 夢のまま(C:佐藤楓)
不意打ちの全部夢のまま!!!!!!!!!!
15、16とアンダー曲続けてきて、まさかの全部夢のまま!
完全にサプライズ。めちゃくちゃおもろい。
そして、このアウトロのアレンジがやばいんです!
耳への引っかかり方が絶妙すぎる。。。
整理番号後ろのほうで、現地ではライブパフォーマンス見れなかった私ですが、この音に惚れました。
マジで聴いてほしい。
あとここの、アウトロで佐藤楓センターで中村麗乃、松尾美佑のシンメの形が美しすぎるし、この2人のアウトロの振りがうますぎる。綺麗。
運営さん、絶対公開して!!!!!!!!!!!!
<MC/プレゼント企画>
佐藤楓の大根演技&サンタからのお手紙代読が最高すぎる。マジで面白い。笑(怒られる)
佐藤楓「ホッホッホー(棒読み)」
このコーナーは、ファンへのプレゼント企画。
抽選で当選した人に、サイン入りパーカーやバックがあたるイベントでした。当選した皆様、おめでとうございま〜す!!!
18 .OVERTURE
普段のOVERTUREとは異なり、EDM風にリミックスしたOVERTURE。
そんな音に合わせ、ソロダンスとペアダンスを行う。
ソロダンスは、それぞれメンバーのサイリウムカラーに照らされる演出。
初めは白照明を貴重としたメンバーが、それぞれが"色"を持って、ラストスパートに臨む。
もうここからは全員が良い。
ライブ終盤とは思えない動き。
いや、ここが新・アンダーライブの始まり。
19.マシンガンレイン(C:佐藤璃果)
照明演出もカッコよかった。
20.届かなくたって…(C:佐藤楓)
イントロの時計に合わせて、照明が針のようにくるくると回る。
佐藤楓がめちゃくちゃ良い。
ライブ終盤身体がキツい中で、腕の伸びと腰の落ちがめちゃくちゃ良い。ラップパートの表情の良さが音にノリまくってて良い。
佐藤楓、ここにきて「届かなくたって…」のベストパフォーマンスが出たんじゃないかと思う。
21.錆びたコンパス(C:松尾美佑)
もはや、松尾美佑の楽曲。
この曲に、松尾美佑の力強さがマッチしすぎてて破壊力がありすぎる。
歌い出し部分の「どこを指すのだろう?」の表情が完璧すぎて、ブラボーーーーと叫んだ。
右手を突き上げるところの松尾美佑は、もはや漫画の主人公。照明に照らされて、シルエットと化した松尾美佑の仁王立ちがサマになりすぎていて、思わず一緒に歩みたくなるようなリーダーシップまで感じさせられる。
最後の表情まで抜け目がない、パフォーマンス。
この楽曲で、今の松尾美佑の右に出る者はいないだろう
あ、黒見も良かったので次回要注目です。
22.日常(C:伊藤理々杏)
OVERTURE〜錆びたコンパスまで、徐々にボルテージが上がり、ついにこの曲で突き抜けた。
これまでにない圧倒的な重低音が大音量で鳴り響き、会場の雰囲気を最大限まで引き上げる。
配信ライブだけしかみてない方に伝わらないのが大変心苦しいが、サウンドの迫力とメンバーの気迫に、思わず体が後退りした。それくらいすごい、と言っているのではなく、これは実体験であり事実。
幾度となく様々なステージで披露してきた日常。その完成度の高さは言うまでもない。
センターの伊藤理々杏を筆頭に、フロントメンバーは特にゾーンに入っているくらい集中力のあるパフォーマンスだった。
いや、伊藤理々杏がセンターでなかったら、このレベルのパフォーマンスになっていなかったのではないか?というくらいに、この日常での伊藤理々杏が凄まじかった。
<MC>
中村麗乃からの挨拶
23.悪い成分(C:中村麗乃)
新曲・悪い成分
曲調がまたガラリと変わるので、一旦クールダウンしたのは良かったです。
中村麗乃の歌の強さが出てる曲やなって、ライブで見て思った。
FFの某Fさんがこの曲をボーナストラックって言ってたけど、リピート配信見て、まさにその通りだなと思いましたね。
アンコールパートは割愛します。
ごめfinの初っ端にピアノ入れてる細かいアレンジgoodでした。
個人的ポイント
MC力の向上
何気にMC力上がったのは嬉しい。
30thのライブは、全体的にちょっと空回りしている印象(メンバーサイドの盛り上がりと観客の温度差があった)あったけど、
今回のアンダラのMCはテンポが良かったかなと。
元々できる、向井と矢久保を中心に、佐藤楓がいいところで突っ込んで間を埋めてくれたり。
あとは面白いところでいうと、黒見がいじられたり、佐藤楓のブラボーーーーーだったり。
単なる繋ぎの時間ではなかったですね。温まった空気を冷まさないようなMCだったなと。
みんな良い
ざっくりしてんな、という感想なんですが、
MVPは誰か?って言われたら選べない。
それくらい、みんな良い。
29thアンダラで見えた全体の良さと、30thアンダラで見えた個の良さがうまく混ざり合った31stアンダーライブでした。
加えて、セトリも音も照明も、どれも良い。
最後に
「この1年で乃木坂のライブで面白いライブ、見てほしいライブTOP3はなんですか?」と聞かれれば、
「29th,30th,31stアンダーライブです」と答えます。
「アンダーライブは熱い」
この言葉は、もう過去のものに過ぎない。
この言葉は、過去のものにすべきである。
それより、もっとふさわしい言葉がある。
「アンダーライブは面白い」
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