傾聴力 武藤清栄さん
人間関係の希薄が進む中で、コミュニケーションの方法に悩む人が増えている(私のそのひとり…)。コミュニケーションの基礎は、相手の話を聴く力「傾聴力」。
以下、日頃意識していくポイントを抜粋
◇相手の話を理解するためのポイント
1.言葉の意味や脈絡を確かめる
2.相手の立場になって考える
3.声に耳を澄まし、相手の感情・気持ちを理解する
◇話を聴くときのタブー
興味本位の質問をしない
イライラしない
責めない
結論を急がない・いきなりアドバイスしない
自分の話をしない
すり替え…自分の気持ちと相手の気持ちをすり替える(例:自分が空腹なのに、相手が空腹だと決めつける)
ダブルバインド…言うこととやることが合っていない(例:怒った態度で怒っていないと言う)
聴くトレーニング方法
3つの心得:相手の話を遮らない、「あなたの立場は理解できる」という姿勢で聴く、相手の感情を疑似体験する
技術:非言語のメッセージを読み取る、うなづき、あいづち、オウム返し、相手の話を要約、感情を言葉に置き換える
話を深く聴くための質問
閉じた質問/開いた質問のバランス、5W2H、前置き言葉、「私が」を主語にして質問する
仮定の話で質問、過去の成功パターンで質問、分からないことは素直に質問
アサーション
期待と本音を切り分け、素直に本音を自己表現する技術
相手をほめる、否定表現は避ける、私は主語にする、いまの言葉と気持ちを一致させる
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