最高の相性とされる元カノとの関係

はじめに

どうも、性格診断大好きヤスシです。
16タイプのことは表面上理解したつもりでしたが、最近、ソシオニクスというものを知って相性論にも興味を持ち始めました。というのも、16タイプ(MBTI)では最悪の相性とされる関係性が、ソシオニクスにおいては最高の相性とされているからです。
今回は、その関係性の理論と実体験をすり合わせるように書くnoteにしたいと思っています。

MBTI (16タイプ)とは

人の性格を16種類に切り分けたものです。無料で診断できるものとして16Personalities (https://www.16personalities.com/ja) が有名です。
エネルギーの方向性 (E/I)、知覚の仕方 (S/N)、判断の仕方 (F/T)、外界に対する態度 (J/P)から2×2×2×2=16種類に判別され、性格タイプ名はそれらの文字を並べてESFJ等となります。正式なMBTIは有料のセッションを受けないと診断できないらしいので、便宜的に16タイプ等と呼ばれることもあります。

ソシオニクスとは

MBTIがアメリカで開発されたものであるのに対し、ソシオニクスはロシアで生まれたものです。両者共にユングのタイプ論を基にしていますが、厳密には別物です。
ソシオニクスの特徴として、タイプの関係に関する理論があることが挙げられます。タイプ名は16タイプと類似の命名規則(厳密には異なります)によって決まりますが、ソシオニクス固有の名称もあります。今回は、便宜的に16タイプと同様の命名規則でのタイプ名で取り扱います。

元カノと自分

ここでやっと元カノに触れます。元カノとは大学入学の少し後から4年と2ヶ月ほど付き合っていました。初彼女だったこともあり、当時はあまり意識していなかったのですが、やはり周囲からは「よくそんなに長く続くね」などと言われ、自分でもなぜ続いていたか分かっていませんでした。
僕が性格診断(類型)を知ったのは別れた後で、自分のタイプを知る中で、彼女のタイプが自分のタイプと相性が良かったのではないかと思うようになりました。そこで早速元カノに性格診断テストを受けてもらったところ、ソシオニクスにおいて最も相性の良いタイプであるということがわかりました。

自分の性格

16タイプにおいてENTPと呼ばれる性格タイプです。討論者型とも言われます。ソシオニクスではILEといい、Intuitive-Logical-Extravert (直観的で論理的な外向型)です。
基本的には以下の感じです。

ILEは遠い未来を見るのに長けています。発明の天才であり、頭の中にはいつもたくさんのアイディアと新しいプロジェクトがあります。珍しいことを見つけたいという望みから、何事にも手当たり次第関心を持ちます。過去の偉業は見くびっています。たとえ現実的なリターンが保証されないとしても、自分が興味を持ったことに取り組みます。
ILEはややそそっかしく不注意で、よく小さな物をなくします。自分自身のことを考えたり現象の規則性を探したりするのにたくさんの時間を費やすかもしれません。ILEのロジックは、他の人にはパラドキシカルに見えます。ILEは自分が時代遅れだと考えれば、慣習的な意見に逆らうことも辞さない構えです。大躍進と大発見のために努力します。
ILEは日々の生活や日常的なニーズの問題に関しては言いなりになりやすいです。ルーティンや厳しいスケジュールに従わされそうになると、積極的に抵抗するでしょう。いつも型にはまった平凡な生活の代替案がないかと探しているにも関わらず、困難な状況になるとたびたび素晴らしい巧妙さと軽率さを見せつけます。ILEを力で説き伏せることはできません。
ILEは人との距離感をうまく感じられません。言い換えれば、相手とどれくらい親密なのかあるいはそうでなのかがわからないのです。ILEは誰にでも平等にフレンドリーに接しようとすることが多いです。相手が確実に自分の話に興味を示してくれるようにします。コミュニケーションにおいては、ILEは親しみやすくて民主的です。定期的に気持ちを奮い立たせて盛り上げることが絶対に必要です。ルーティンにILEの気持ちが潰されてしまうからです。

理論的な説明を置いて、僕が自覚してる性格を述べると、
・好奇心が強い
・飽きっぽい
・理屈っぽい
・俯瞰的・抽象的に考えたい
・人が好き
こんな感じです。


元カノの性格

16タイプでISFJと呼ばれるタイプです。ENTPと全ての要素が反対で、ソシオニクスではSEIといいます。Sensory-Ethical-Introvert (感覚的で倫理的な内向型)です。

SEIのコミュニケーションはたいていフレンドリーで楽しいです。自分や他人の都合をよく考えます。親しい人との関係では親切で思いやりがあります。グループで働くときは「中庸」の立場をとることが多いです。美しいものや美しいイメージ、慣れ親しんだ快適な空気を愛します。
情緒的で、気持ちを人に合わせ、のみこみが早いです。ジョーク、からかい、機知に富んだコメント、賢い切返しによって人を元気づけようとします。口喧嘩に引き込まれないようにし、誰とでも良い関係であろうとします。打ち解けた環境で人に交渉するのが上手です。

僕の主観で元カノの性格を述べます。
・多くの人と積極的に関わるタイプではない
・手帳や計画立てなど几帳面
・結構しっかりしてる
・僕が変なことを言ってもとりあえずは受け止めてくれる

端的に言うと、ソシオニクス的には全部の要素が異なることでお互いに補完し合える、尊重し合える関係性みたいです。詳しい方のブログを引用します。

ソシオニクス研究者V.Gulenkoの整理によれば、双対関係は「快適さ」が特徴です。
「快適さ」とは、特に努力しなくても安定したコミュニケーションをとれることを意味します。
双対関係では自然に話すことができ、緊張したり退屈したりすることがありません。なお、時間が経ってもこの特徴は変わらず、いつでもありのままでいられます。
そのため、双対関係の恋愛はとてものびのびしたものになります。初めの頃は、他のどんな関係の恋愛もそれなりに楽しいでしょう。でも双対関係では、本当の弱い自分を、安心してさらけ出すことができるという意味で、他の関係よりもリラックスできます。
他にもGulenkoは、双対関係の特徴として「手厚さ」を挙げています。
手厚さ」とは、相手のやり方を尊重し、話し合いによって合意できることを意味します。
双対関係では、得意分野が全く異なるため、自然に役割が分担されます。その場合も口出しはせず、相手のやり方に任せます。衝突はほとんどありません。仮にあったとしても痛みなく解決できます。話し合えば、お互いが納得できる解決策を見つけられるので、自分のことも相手のことも肯定することができます。
職場や家庭など何らかのチームに双対がいると、人生はイージーモードになることでしょう。自分がやりたくない作業を、双対は難なく助けてくれるからです。
一緒にいると「快適」で、「手厚く」サポートし合える――こうした喜ばしい特徴のために、双対関係はお互いの自己実現を促すと言われます。
自己実現というのは、「自分らしさの開花」と言い換えたらわかりやすいでしょうか。双対関係の中では、自分の能力を発揮できるようになるのです。それが一体なぜ可能になるのかは、本当に必要なことだけを選べるようになるから、にほかなりません。
このように見てみると、双対関係はかなり理想的な関係です。そのせいで、双対関係のことを「赤い糸で結ばれている運命の出会い」のように考えている人も多いかもしれません。双対関係は出会った瞬間にビビッと来て、すぐに恋愛に発展する…そんなふうに夢を見ている人もいるでしょう。
しかし、現実には双対関係にも残念な点があります。双対は、ビビッと来る運命の相手でもなんでもありません。むしろ、多くの双対関係は、その価値に気づかないままスルーしてしまうものです。
まず、多くの双対関係は、出会ったことにすら気づきません。あまりにも自然にコミュニケーションがとれるので、はじめは良くも悪くも衝撃がないのです。

https://www.izayoiblog.com/entry/2017/08/22/141750

ここからが本題です。ソシオニクス双対関係であることを前提に、元カノとの関わり方を振り返ります。(元カノを連呼するのもアレなので、「彼女」と呼びます。)

しっかり者で頼りになった

僕は計画を立てたりするのが苦手なんですが、彼女はその辺めっちゃ得意でした。旅行の計画からどの交通機関をどこで申し込むのかまで、ほとんど彼女がやってくれました。
一緒に飲み会に参加するときも、僕が飲みすぎないように案じてくれました。

話をちゃんと聞いてくれた

これは別れてから気づいたんですが、世の中には話したがりも結構多く、僕はその人らの前では基本的に聞き側に回るのです。ところが彼女は自分の話を聞いてくれて、それに興味を持ってくれるんですよね。これが日頃の心地よさに繋がっていたのだと思います。

家でゆっくりするのが好きだった

旅行とか、「何かをしよう!」というときは張り切って準備してくれるのですが、基本的には出不精でした。僕は特に要件がなくても外に出たいタイプだったので、よく「とりあえず出よう!」と言ってました。

いろんなことに興味を持ってくれた

とはいえ、僕の好きなものに興味を持って一緒に楽しんでくれたのは本当に嬉しかったです。もしかしたら、ISFJの相手を思いやる能力で僕を楽しませてくれたのかもしれないですね。

僕も彼女の好きなものに興味を持った

僕は好奇心が強いので、彼女の大切にしているものに対しても興味を持って一緒に楽しむ姿勢を取り続けました。双方のそういった姿勢が、一緒に過ごす日々に彩りを与えてくれていたのかもしれません。

なんで別れたのか

最高の相性とされる双対関係の我々でしたが、結果的には別れてしまいました。僕は方向性の違いが原因かと思っていましたが(笑)、これを見ると元々異なる性格だったんですね。個人同士の関係は難しいものですね。

おわりに

勢いで書いたので、誤字脱字があったらごめんなさい。
双対関係が面白いのでnoteにしちゃいました。

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