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やる気のスイッチはどこにあるのか?-「新1分間リーダーシップ」に学ぶ部下の導き方(2)

上司は普段部下のどういった振舞に注意するべきなのでしょうか?つい部下の悪いところに目をつけてしまいがちですが、これは正直勝手に目に留まります。仕事が焦げている匂いは、人間何となく感じ取れるものです。

むしろリーダーは、部下の正しいやり方をしているところを見つけて、それを称賛しましょう。特に新しい環境では、正しいやり方ができることは当たり前のことではありません。一般的に称賛を与える相手は期待以上のことをしてくれた人になりがちですが、新しい仕事に対して正しいやり方をしてくれた人にも是非称賛を与えましょう。人は自分の仕事に対する反応をつぶさに受け取れることが、一番モチベーション向上に繋がりやすいと私は思います。

・部下が新しい組織や新しい仕事を始めたとき、部下が正しいやり方をしていることを見つけた時はすぐに称賛する(業績評価まで待たない)
・自分が具体的にどう嬉しく思ったかを「一人称で」伝える
・数秒ぐらい間を置いて、相手の心に自分の言葉が染みわたるように待つ
・最後は今後もよい仕事が更に続くように励ます

結果が出てくればその結果自体が自分を称賛してくれます。ただその結果が出るまでは不安になりやすいものです。そこを上司は称賛をもって支えましょう。こうしたプロセスを通じて、いつしかどんな新しい挑戦においても、自分で自分を称賛できるようになっていきます。

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引用:新1分間マネジャー /ダイヤモンド社
ケン・ブランチャード (著), スペンサー・ジョンソン (著)
金井 壽宏 (翻訳), 田辺 希久子 (翻訳)
第2章 1分間マネジメントの3つの秘訣
2 第2の秘訣「1分間称賛」より

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