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地下アイドルオタク活動レポート1 ー出会いー

それは2023年5月中旬の夜でした
新宿駅東南口広場でデビューライブ案内のチラシをもらいました
自分はその場所は通勤経路ではなく
たまたま新宿の本屋にその日は寄り
いろいろ買いこんだその鞄が重かった
3人組の若い姉ちゃんたちが、
チラシを通りがかりの人に
配っている所に遭遇した
パッと見、ガールズバー?キャバクラ?と思ったが
本人たちの顔が見えるくらいまで近づくと
こりゃアイドルだなと判断できた
あまり積極的でなく
オドオドしているようにも見え、
自分はその近くを通り過ぎ
遠めから様子を見ることにした
チラシを配ることに
積極的でないことは確かなようだ、
しかも受取ってくれる人も
あまり居ない様に見えた
そのチラシを先にもらっていた人が
椅子の様な手すりに寄りかかって
連れの人と話しているのが見えたので
自分もその付近に待ち合わせを装い
寄りかかり重い鞄を整理するふりをして
様子をうかがうと、
デビューライブが無料で見れる、
無料のチェキがもらえる、
と記載ある事が分かった
そのチラシの持ち主は
無料とか言って金取るやつじゃん、
みたいに話していた
自分はかなりアイドル現場は離れていたし
もうアイドルは懲り懲り
だからなあと思っていたが、
これも何かの縁だろう
チラシくらいはもらっておこうと、
彼女たちに近づいてみた
しかし目も合わせてもらえずスルー、
そのまま通り過ぎ、
道の反対側から獲物を狩る
ライオンのようにいつとびかかろうかと
多分彼女たちには見えていたんだろうな、
タイミングを見てゆっくり近づき、
またスルーされ今度は通り過ぎず、
すぐに引き返し目の前に立ってみた
ようやく自分に声が掛かり
「こんばんは、あの今チラシを配ってて、
私たちアイドルグループなんです」
みたいな感じで話しかけてくれたのが、
このグループの自分の推しとなるメンバーさんでした
ほかの2人は
じとーとした目で見ている感じでした
グループの名前、写真でこれが私、
無料のデビューライブ
と教えてもらい、
グループ名を聞いたときえっ?
って聞き返しました
なんかピンと来なくて、
しかも夜で暗いせいもあり
なんかキラキラしたイメージはありませんでした
自分は今アイドルの推しはいなくて、
みたいな話をしました
チラシ有難う、ちょっと内容調べてみます
と言い、最初に様子をうかがった
手すりのところでバーコードを読んで
Twitterチェック、
何個かいいねを付けました
そしてまた彼女たちのところへ戻り、
Twitterの名刺を渡し、自分の名前を伝え
時間があったらデビューライブに行くよと伝えました
そうこの時対応してくれたのは、
推しとなるメンバーさん
「あっ先ほどの、どうですか?」
「見てくれました?」
自分に対応してくれて好印象を持ちました
これが出会ったときの出来事です
とにかく、みんな地味だな、
なんだかこんなので大丈夫なのか?
という印象が強く残っています
(なんて失礼なこと言うんだ⁈)
自分はどう思われていたでしょうか
この人はデビューライブには来ないな
って思っていた
と後日談としてこの推しとなるメンバーさんから聞きました

これが出会いのときのことです
次回はデビューライブの出来事を書きます
このデビューライブで超絶推しになる
ことに決めました


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