見出し画像

マーケティングのお話_継続は力なり

ザイアンスの法則、単純接触効果について

以前にも何度かお話ししましたが、継続的にお客様と接触することは、とても重要です。

そうですね。
単純接触効果です。または、ザイアンスの法則とも言います。
つまり、特に関心もない人物でも、何度も接触することにより、好意や興味が湧いてくるという心理状態になることです。

営業マンがいる会社は、顧客のところに足繁く通う。
そのような、活動が必要です。

前職で私も、それを心がけて、定期的に顧客のところに訪問するというルールを課していました。

始めた頃は、事前に訪問するための口実を考え訪問しました。
「そんなことぐらいならメールでいいよ。」
と言われたことも何度もありました。

「いやー。近くまで来たものですから・・・」
などと言い訳しておりました。

そうこうしていると、何曜日の何時頃に訪問することが当たり前になってしまい、口実は必要なくなりました。

そうすると、お客様との関係も親密になり、様々な情報を教えてくれるようになりました。

そして、その情報が私の中に知識として蓄積されて行きます。
知識の引き出しがどんどん増えていく感じです。

新しいお客様にセールスする際は、その知識が大いに役立ちます。
「この人は業界のことや、その周辺の知識をよく知っている。信頼できそう。」
と思っていただけます。

さらに、親密になった場合、どんどん紹介してくれるのです。
「この製品のプロダクトマネージャーを紹介してください。」
と願いすれば、積極的に紹介してくれます。

しかし、私の前任者は、ほとんど訪問しなかったようです。
「前任の方は、めったに来なかったよ。名前は何だっけな?」
と名前も覚えていないような状況です。

これでは、仕事に繋がるわけはありません。

現在は、通販の会社も何社かコンサルティングしています。
通販では営業マンがいません。

だから、訪問して顔をあわせることができません。
だからこそ、より頻繁にメールやDM、電話など頻度を高める必要があります。

実際に会うより、インパクトは薄いので、その内容も精査しなければいけません。

また、売り込みであっては、かえって逆効果になります。

結局のところ、「継続は力なり」です。


CRMを中小企業にも無理なく、導入、運用でき、かつ効果的な「関係性マーケティングDX」のコンサルティングをしています。
((現在、関係性マーケティングは関係性マーケティングDXとして中小企業のデジタルトランスフォーメンションの推進を後押ししています。)

詳しくは下記まで。
https://www.miyakeyasuo.com

No630

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?