現役マーケティングコンサルタントのつぶやき_数億円のデータが他人に!
顧客データの管理。あなたの会社はどうしていますか?
関係性マーケティングには顧客データベースが必須です。
自社、独自のデータベースを作ることを、強くお勧めしているのですが、その理由をもう一度、お知らせします。
小規模事業の場合、すでにあるシステムを使うことが一般的でしょう。
例えば、ネット通販であれば、ネット上のショッピングカートを利用することがほとんどと思います。
私は、ショッピングカートを使うことが否定していません。
しかし、ショッピングカートは単に、ネット上の注文を受ける仕組みだけにすべきと思っています。
私がコンサルしているある通販会社の場合も、ショッピングカートを利用しています。
しかし、顧客データベースは、その会社独自の物を別に構築して、管理運用しています、
一時は、ショッピングカートを使うこともやめて、すべて自社のデータベースで受注もできる仕組みを考えていました。
しかし、調べてみると、セキュリティ的に難しいこともあり、実質的に、中小企業には手出しすることはできませんでした。
そこで、通常のショッピングカートはあくまで、注文を受けることに使うことにしました。
ところで、どうしてショッピングカートだけではダメなのか?ですが・・・
現在のショッピングカートは機能も満載で、ステップメールを送ることもできるし、DMの管理もできます。
なので、それだけでも十分ではないか?という意見が多数と思います。
しかし、ショッピングカートは多くの会社が使うことを前提に作られています。
もちろん、多種多様の会社になりますので、それぞれに違う分野の商品や違う顧客層なのです。
だから、データベースの仕組みは違うものになって当然なのです。
顧客へのアプローチの方法も違ってくるし、顧客クラスタ分析や顧客クラスタごとのフォローも会社ごとに変わってきます。
だから、独自のマーケティングに使えるデータベースが必要なのです。
もう一つの理由は、
ネット上のショッピングカートを運営しているのは、一般の会社です。
関係のない、一般の会社にデータを握られていることになります。
あまり気持ちの良いものではないという問題だけでなく、その会社が倒産したら、どうなるのでしょうか?
最悪の場合、データも消えることもあり得ます。
また、会社が倒産しなくても、その会社のどこからかデータが漏れることも考えられます。
そうなったら、誰がどう責任を取るのでしょうか?
私たち経営者はデータ自体がなくなるのがもっとも、恐るべきことです。
そのデータには数億円、いや、数十億円の価値があるかもわからないからです。
それを他者が管理しているとは、恐ろしい状況です。
あなたも会社は、独自のデータベース構築とバックアップの仕組みができていますか?
CRMを中小企業にも無理なく、導入、運用でき、かつ効果的な「関係性マーケティングDX」のコンサルティングをしています。
(現在、関係性マーケティングは関係性マーケティングDXとして中小企業のデジタルトランスフォーメンションの推進を後押ししています。)
詳しくは下記まで。
https://www.miyakeyasuo.com
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