朱曲 -心の灯火-/ギルのアドリブ
Tr6-21 朱曲 -心の灯火-
ヒカリとアグネアのクロスストーリーで、琵琶弾きが月夜をバックに演奏する曲です、背景に大きく浮かぶ満月がとても印象的なシーンです。
タイトルの「朱曲」というのは実在する言葉では無いですが、この楽曲のタイトルを宮内Dと考えた時に、その曲があたかも古くからク国に存在し、人々に演奏され引き継がれてきた曲だという事を感じさせるようなものにしたい、という話になりました。
そこでこの曲は「朱曲」というク国に古くから存在する曲の1曲であるという設定を作る事で、このタイトルでそれを表現するようにしてみました。
Tr6-22 ギルのアドリブ
「パルテティオのテーマ」の解説の際に、一番最初に作ったデモが少し雰囲気が違った為、ボツにし、最終的にこの「ギルのアドリブ」になったと書きました。
普段そういったデモを作る際はピアノでスケッチを書くことが多いのですが、この曲はそのスケッチのほぼそのままの雰囲気が完成形になっています。
あくまでもギルがアドリブで弾いているというテイなので、あまり作り込みすぎるとそれはそれで雰囲気が出ない為、敢えて少し荒さを残すイメージです。
実際には、僕が書いたスケッチを大部分参考にして頂きつつ、プロのピアノの方にそれをもう少し崩してもらいよりアドリブっぽさを出して頂き完成という形になります。
ピアノを弾いて頂いたのはピアニストでもあり作曲家としてもご活躍の伊賀拓郎さん(@igatakurou)です。
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