峡谷が閉ざす村/都に吹く、緑の風

Tr4-15 峡谷が閉ざす村 昼/夜

本作の無印良品枠です(笑)
オクトパストラベラー1でいう「崖下の村オアウェル」のような、荒涼としていて少し寂しげな雰囲気のあるタウン曲というイメージで作りました。

メロディを演奏している楽器ですが、それがリコーダーだと気付いた方は結構少ないんじゃないかと思います、我々が小学校の音楽の授業で慣れ親しんだ楽器が、プロの手に掛かればこんな素敵な雰囲気を奏られるんだと、いざマジマジと見せられると驚きを禁じ得ませんね(笑)

夜ver.ではメロディの楽器がアコースティックギターに変わりますが、昼のリコーダーとはまた違った寂しい雰囲気を感じ取って頂けるんじゃないかと思います。
そういった昼夜のアレンジの差も是非楽しんで頂きたい1曲です。

Tr4-17 都に吹く、緑の風 昼/夜

本作のタウン曲の中で個人的に一番お気に入りの1曲です。
オクトパストラベラー1では一番お気に入りのタウン曲を聞かれたら「悠然たる山腹の街」と答えていましたが、本作ではぶっちぎりでこの曲です。

元々幼い頃に触れたRPG音楽の影響で、昔からケルト音楽が好きだったのはありますが、こういった祝祭感溢れる、喜びが飛散しまくっている感じの楽曲が好きで、ウェルグローブの風景動画を制作の事前資料として貰った時に、そのあまりの美しさにここには絶対いい曲をつけたい！と思った末、この楽曲のイメージが浮かんだ記憶があります。

祝祭感と書きましたが、お気に入りの曲だからこそ、タイトルも気合の入ったものにしたいと思い、「緑の風」という言葉にその意味を込めました。

個人的にお気に入りというだけで、ご紹介出来るような音楽テクニックはあんまり無いんですが、強いていうなら昼ver.ではメインメロディをティンホイッスルで吹いていますが、夜ver.では同じフレーズを１オクターブ低いローホイッスルで吹く事によって、雰囲気の違いを出しているところでしょうか。
楽器の音色の違いももちろんありますが、音域を下に下げる事でとても雰囲気が穏やかになるというか、シンプルですがとても効果的なんですよね。

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