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エンディングテーマ

Tr6-15 エンディングテーマ

楽曲解説もついにここまで来ましたね、感動のスタッフロールで流れるエンディングテーマです。

オクトラ1の時から踏襲した、各ボスとのバトル映像を振り返りながらのスタッフロールで、楽曲も1に引き続きフィールド音楽のメドレーになっています。
1の楽曲解説の際にも書いたのですが、このエンディングで旅を振り返りながら流す楽曲は、やはりトラベラー達が旅してきた各フィールドの音楽で締めくくるのがオクトラらしいかなと思い、今回もこういった構成になっています。
曲順も1から踏襲しているので気付かれた方も多いかと思いますが、しっかりOCTOPATHのキャラクター順に紐づいた地方の順番になっています。

このエンディングテーマですが、ただのメドレーにするのではつまらないので、なるべく原曲とは違うアレンジの雰囲気を楽しんで頂く為に、方向性を原曲と被らないように意識をしています。
例えば冒頭の「トト・ハハ島」のアレンジは、原曲では清涼感や躍動感を感じる瑞々しいアレンジの方向性だったかと思いますが、このエンディングテーマでは曲の始まりの役割があるので、サビのメロディを使って旅の振り返りを始めるような、少しセンチメンタルなアレンジを意識しています。

「ウィンターランド地方」のアレンジでは、原曲は極寒の寂しさを感じさせるような曲調でしたが、ここではオズバルドのキャラクターに寄せた、少し感情が爆発するような、方向性にしています。
ちなみにこのアレンジの中に使われている金属音のようなパーカッションはAnvilという楽器で、まさに金属をハンマーで叩いて音を出すというそのままな楽器なんですが(笑)
オズバルドが獄中でさせられた労働の追憶、のようなイメージで入れてみました。

「リーフランド地方」のアレンジではBメロから、原曲とは雰囲気の違った疾走感のある展開でスタートし、Aメロに戻った時の、世界がバーっと開けるような、そんな風景を思い描きながらアレンジしました。

「ヒノエウマ地方」では、メドレーのエンディングを飾る曲ですので、原曲の雄大な印象は残しながらも、フィナーレを華々しく飾るような重厚なサウンドを意識しました。

今回のエンディングでは、この曲の次に「エピローグ」の曲が流れます。
詳しくは次の楽曲解説でご説明しますが、この「エピローグ」がその後に控えていたので、この「エンディングテーマ」ではフィナーレ感がありつつも、メインテーマなどはそこに持ってこず、次まだ何かあるんじゃないか?という含みを持たせるような感じにしています。

その後の事は、次の解説にて👌


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