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オクトパストラベラーサントラ楽曲解説まとめ

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これまでの楽曲解説をまとめています。
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エンディングテーマ/終わりに

エンディングテーマ楽曲テンポ:色々 使用楽器:ティンホイッスル、ピッコロ、フルート、オーボエ、クラリネット、トランペット(3)、トロンボーン(3)、ホルン(6)、クラシックパーカッション、スチールギター、ブズーキ、ピアノ、ストリングス(86443) いよいよ約1ヶ月半続いた楽曲解説企画もこの曲で最後になります。 最後は主人公キャラで4章ボスを倒した時に見られるスタッフロールのバックで流れるエンディングテーマになります。 この曲はオルステラの8つの地方それぞれのフィールド

魔女と呼ばれる者/覚悟を決める時/魔神の血を継ぐ者

魔女と呼ばれる者楽曲テンポ:174 使用楽器:ボーカル、ホルン(6)、ティンパニ、ピアノ、エレキギター、オルガン、ピアノ、クワイア(打ち込み)、ストリングス(86443)、クラシックパーカッション 裏ボス第1形態とのバトルで流れる曲です、位置付けとしては人智を越えた存在との死闘という事で、クワイアをフューチャーした内容になっています。 第1形態ではクワイア、オーケストラ、オルガンを主体とした編成になっていて、第2形態よりはほんのり抑えた曲調を意識しています(ドラムは第2形

旅路の果てに立ちはだかる者/フィニスの門

旅路の果てに立ちはだかる者楽曲テンポ:164 使用楽器:ティンホイッスル、ホルン(6)、トランペット(3)、トロンボーン(3)、エレキギター、エレキベース、ストリングス(86443)、クラシックパーカッション それぞれの旅の終着地点で待つ因縁のボスとのバトルで使用される曲です、この曲もバトルエクステンドからシームレスに繋がるので、サントラを未聴だった方は新鮮?でしたか?(急に不安になっている) 今までのボスバトルの中でも一番死闘感が有り、且つ旅にかけて来た思いのようなもの

復讐のために/治療のために/自由のために/師匠のために

復讐のために楽曲テンポ:164 使用楽器:サントゥール(打ち込み)、ティンパニ、スチールギター、ブズーキ、エスニックパーカッション、ストリングス(86443) プリムロゼのバトルエクステンドなのでじゃらじゃらとした民族テイスト多めの楽曲になっています。 プリムロゼらしい美しく尖った復讐心のような曲になったのでは無いかと思います。 治療のために楽曲テンポ:164 使用楽器:アルトサックス、スチールギター、ストリングス(86443)、クラシックパーカッション アーフェン

試練のために/真実のために/宝物のために/再起のために

試練のために楽曲テンポ:164 使用楽器:フルート、ハープ、ティンパニ、ピアノ、ストリングス(86443) ここからバトルエクステンドゾーンにはいります、バトルエクステンドは尺も短い為解説もシンプルに、一挙4曲更新でお送りします。 ※とってもわかりやすい皆村春樹さんの図、許可頂き拝借しました。 今日は最初なんでバトルエクステンドの仕組みについて簡単にご説明します。 まずそれぞれのキャラを象徴するようなループ部分の曲が有り、それがバトル前イベントシーンのクライマックス

奪われた街、失った光/純然たる悪

奪われた街、失った光楽曲テンポ:74 使用楽器:シンセ、ティンパニ、グランカッサ、ピアノ、ストリングス(86440) シチュエーション的にだいぶ重い部分で流れる曲なので、人によってはこの曲聞きたくない…とか思うかもしれない悲しい立ち位置の曲です笑 重々しさが求められる曲ですが、この曲に関してもなるべく印象的なメロディらしいものを残してあげるよう苦心した記憶があります。 純然たる悪楽曲テンポ:80 使用楽器:ホルン(6)、トロンボーン(3)、ティンパニ、グランカッサ、

バトル3/理を司る者

バトル3楽曲テンポ:157 使用楽器:ホルン(6)、トランペット(3)、トロンボーン(3)、ピアノ、エレキギター、エレキベース、ドラム、ストリングス(86440)、クラシックパーカッション 旅の終盤にかかるバトル曲です、3曲ある通常バトルの中でも一番盛り上がるように意識しました。 編成としてはバトル1とバトル2をプラスしたような、バンドサウンド+オーケストラサウンドの合わせ技といった感じになっています。 想定したところとしては、バトル曲以上、ボスバトル曲未満という位置づ

屋敷ダンジョン/渦巻く凶兆

屋敷ダンジョン楽曲テンポ:126 使用楽器:チェンバロ、ピアノ、シンセ、ヴァイオリンソロ、ストリングス(86443)、クラシックパーカッション ダンジョン曲は大抵どれもお気に入りなんですが、これも自分の中でうまく落とし込めたのではないかと思っている曲です。 屋敷の見た目がゴシックで、ちょっとした怖さというかお化け屋敷感があったので、曲も少しその要素を取り入れてホラーっぽいテイストにしてみました。 ゴシックっぽさはチェンバロの音色で更に強調するようにしています。 裏にうっ

森の都ヴィクターホロウ/歓喜

森の都ヴィクターホロウ楽曲テンポ:154 使用楽器:スチールギター、ウッドベース、パーカッション、ストリングス(86440) 森の中にあるコロシアムが特徴のタウンです、と聞いた時にイメージした力強さをパーカッションや荒めのスチールギターで表現してみました。 この曲だけウッドランド地方の曲としてはテイストが若干違うのですが、コロシアムの要素を全面に押し出したかったので、このような方向性にしてみました。 歓喜楽曲テンポ:76 使用楽器:ホルン(6)、トランペットソロ、ト

絆/崖下の村オアウェル

絆楽曲テンポ:58 使用楽器:ピアノ、グロッケン、ヴァイオリンソロ、ストリングス(86443) 題名の通り絆を象徴するシーンで使われるイベント曲です。 割と曲調がコロコロと変わって、優しさを感じる部分もあれば、ちょっと切なさを感じる部分も有ったり、 はたまた感情が溢れ出るような箇所も有りと、展開が多い曲になっています。 意図としては、汎用のイベント曲としてどんな絆のシーンにも合うようにという事で、色々な感情のパターンを予め用意しておく事で、どんなシーンにもはまるようにと

輝く砂漠のオアシス/街は川と共に生きる

輝く砂漠のオアシス楽曲テンポ:134 使用楽器:フィドル、サントゥール、ウッドベース、ハープ、ストリングス(86443) サンランド地方のオアシスのあるタウンで流れる曲でサンシェイドの曲とテーマフレーズを共通している曲です。 オアシスという事で、アラビックな砂漠を感じるサウンドにしつつも、その中に瑞々しさも感じるようなサウンドを心がけました。 メインの楽器はヴァイオリンですが、使用楽器にフィドルと書いたように、そういった民族テイストを気持ち意識して弾いてもらいました。

絶望/ボスバトル2

絶望楽曲テンポ:78 使用楽器:フルート、クラリネット、グロッケン、チェレスタ、シンセ、ストリングス(86443) チェレスタとシンセの反復するシーケンスフレーズが緊迫感を出すのは「葛藤」や「張りつめた糸」等と同じテクニックです。 そこにクラリネットのメロで、着地点のあやふやなちょっと苦悩した感じのフレーズが入る事により、絶望感をよりプラス出来るよう意識してます。 ボスバトル2楽曲テンポ:164 使用楽器:ホルン(6)、トランペット(3)、エレキギター、エレキベース

悲哀/森ダンジョン

悲哀楽曲テンポ:58 使用楽器:ホルン(6)、ストリングス(86443) 重めのシーンで使われるイベント曲で、曲名の通り悲しみのどん底といった雰囲気の曲です。 それと言ってテクニカルな事はしていないのですが、強いていうならクラシック的なかっちりしたサウンドにする事で、悲壮感が引き立つよう意識しています。 森ダンジョン楽曲テンポ:90 使用楽器:ホルン(6)、グロッケン、ティンパニ、ボーイソプラノ、ピアノ、ストリングス(86443) ウッドランドの曲は背景が好きとい

交易の都グランポート/悠然たる山腹の街

交易の都グランポート楽曲テンポ:136 使用楽器:ティンホイッスル、バグパイプ、アコーディオン、スチールギター、ハープ、ヴァイオリンソロ、ストリングス(86443)、クラシックパーカッション 港町という事で、船や人が頻繁に行き交い活気のある様を音楽で表現出来るよう意識した曲です。 3連符のリズムを主体にした曲ですが、こういったリズムは疾走感を生んで、活気のある雰囲気に繋がります。 3連のリズム、そしてティンホイッスルやバグパイプ等が入っているところから、どことなくケルト