ちょっと変な旅 敦賀・金沢 2
【2日目】2/10(土)
敦賀09:26 --- しらさぎ1号 --- 10:48金沢
季節料理 おでん 黒百合 → 金沢海みらい図書館 → 金沢温泉金石荘 → Vacation Rent 金沢 → 尾山神社神門 → 長町武家屋敷跡 → 大衆割烹 魚吟 → バー 漱流 → だいぬき屋 → Vacation Rent 金沢▲
さて、旅行2日目は敦賀から金沢へ。
サンダーバードに乗って1時間半弱の10時48分に金沢到着。
到着後、大きな荷物をコインロッカーに入れ、11時開店と同時に、駅のショッピング施設“金沢百番街 あんと”にある“季節料理 おでん 黒百合”に入店。
旅の醍醐味の一つが昼飲み。まずはどじょうの蒲焼きとへしこに石川門の初しぼりを注文。
さて、「金沢おでん」という食べもの、以前は聞いた覚えがないのだけれど、今はそれを売りにしている店も何軒かあるみたいだ。でも、静岡や愛知のおでんなら耳になじみもあるが、「金沢おでん」はいったいどういう特徴があるのかよくわからない。
お店によると、その定義は次のようなもの。
やっぱりよくわからない・・・。
まあ、バイ貝と赤巻きは金沢っぽいという感じはする。その他は、いつも食べているおでんとさほど変わらない気がする。まあ、おいしいのでぜんぜんオーケーなのだが・・・。
というわけで、金沢到着直後からいい調子でスタートを切ることができた。
さて、ここから街を巡るのだが、金沢には何度も来ているので、定番コースは避けることになる。駅からほろ酔い気分でバスに乗り、“金沢海みらい図書館”へ。
大きな直方体の建物に無数の円い窓。写真撮影は禁止なので、残念ながら館内の様子はお伝えできないが、やさしい白基調の館内は、柔らかい光に満ちていて、とてもよい雰囲気。しかも天井がとても高くて広々としており、近未来的。
ボクはイスに座って本は読まず、しばらく気もちよくうたた寝。マイナーなスポットだが、静かで、落ち着けて、金沢の定番スポットに飽きた人はぜひ訪れてみるべし。
図書館から20分ほど歩くと、“金沢温泉金石荘”に到着する。
大好きな温泉は、微油臭のする熱い黒湯。
旅館ではあるのだが、ほぼほぼ日帰り温泉として機能していると思う。いつ行ってもお客さんが多く、地元の人にとても愛されている入浴施設であることはまちがいない。
浴場は「古びて最高」の域に達しており、昔、来たときは湯口は絶えずゴボッゴボッという音を立てながら褐色というか紅茶色のお湯を注ぎ続けていたし、その源泉を口に含むと、石油臭と塩苦みがすごかったのを覚えている。今は仕掛けが変わったのか、今回の湯口はあまり元気がなかった。
風呂上がりに休憩スペースで少しだけゆっくりしたが、そこには被災者用の食べ物やタオル・シャンプーなどが、ご自由にお取りください方式で並べてあった。
バスで金沢駅に戻り、コインロッカーの荷物を回収してからまたバスに乗って武蔵で下車。近江町市場を通り抜け、Airbnbで予約しておいた“ Vacation Rent 金沢”にチェックイン。
ベッド2つの広々としたLDKで、言うことなし。最近はAirbnbのお世話になることが多いのだが、ホテルの数倍は快適だと思う。
しばらく休憩してから宿を出発。雨が本降りになってきたが、相方が傘を持ってきておらず、買う気もないようで、わたくしの半身がどんどん濡れていく・・・。
付き合いだした頃なら「いくら濡れてもいいよ」なのだろうが、何十年も一緒にいると「傘ぐらい買えよ」と思ってしまうのが人間というもの。どっちが正解なのか? ・・・たぶんどっちも正解なのだろう。
尾山神社神門を眺め、道を渡ってせせらぎ通りから長屋町武家屋敷界隈を片町に抜け、“大衆割烹 魚吟”へ。
かなり濡れていたので、親切にも店の人が服を拭くためのおしぼりを渡してくれた。キッチンもホールも若い人で切り盛りされていて、オーナーが別にいる感じのお店。早い時間なのに満席で、人気店のよう。
「大衆」という割には値段はそこそこするが、かにみそ松前焼き、ノドグロ入りの刺身桶盛り、ゲンゲの天ぷらなど、料理はどれもおいしい。
お酒は手取川の大吟醸生酒あらばしり、五凜の純米大吟醸生酒、天狗舞の山廃純米など。
2軒目は“バー 漱流”。
前に来たときにとても気に入ったので、今回、リピート。
1杯目はシンガポールスリング、2杯目はタンカレーのジンリッキー。
3軒目は“だいぬき屋”へ。
うどん屋だけど飲みもいける優たお店。店内も気軽で雰囲気もあって、いい店だ。
もちろん、うどんの前に赤ウィンナーのカレーがけで赤星を。
〆はチーズカレーうどん。
香林坊を通って、コンビニに寄りつつ宿まで歩き、旅の2日目が終了。
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