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シェアハウスWorkshop その5

シェアハウスをひらいたは良いですが運営していくのは大変です。
マーケットも外国人無しとはいえだいぶ回復してきましたがこのコロナ禍は特に大変でした。

通常であれば退去しても割と一定期間で入居が決まり新しい風を入れて
良い循環の流れがあるのですがコロナ禍では退去したら最後長い長い年月入居がありません。
イベントを打つこともままならないこの状況下で何を    すべきか。
恐らくあらゆるシェアハウスオペレーターが頭を悩ませていた、     いることでしょう。

私はこう思いました。                              

募集に予算をかけるよりも退去させない努力をしよう。
住人さんの満足度が上がれば出ていかないし友人、知人を紹介して    くれたりします。
わびさびハウスもここ半年ほどはほとんどが紹介での入居でした。

さてみなさん、住人さん達は楽しいことだけをひたすら求めていると思いますか?

そういう方も中にはいますね。
でもだいたいの方は住空間、住環境の充実。安全で安心な暮らしを求め   ています。
施設的なことでの仕組み作りもやりますが心を満たして差し上げるには
どうすれば良いかを考え続けてきました。

たどり着いたのは悩みの吐き出し口を作ってあげる、です。
退去していく人はたまりにたまった不満が爆発しています。
でも不満の風船が膨らみすぎて破裂しそうになっていることを       オペレーターサイドはなかなか気がつかないものです。

日々の不満をちょいちょい吐き出させる方法はないか。
いわゆるガス抜きができるシステムを自動で作れないか。

考えて行き着いたのがチャットボットです。
他の住人にも面と向かって  言えない、マネージャーに言うほどのことでもない。
でも日に日に気になってしまうこと、最初は些細なことが
気がつくと心に占める割合がとても大きくなってしまうこと。
こんなものを絶対的中立の立場のロボットに愚痴を聞いてもらうんです。

このちょっとした事が実は大きな差になってきています。
まだまだテスト段階ではありますが着実に効果を発揮してきています。

コロナが落ち着いたら今度はイベントの自動化も考えていこうかと    思います。

それではまた。

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