勝手に心配シリーズ相模原SCその①

こんにちは


 地元の岡山のJ1昇格の可能性があったので昇格を見据え補強を妄想しました。その続きというわけではないのですが同様な事をやってみようと思います。



 今回は相模原SCです。なんで縁もゆかりもないのに同クラブにしたかというと。敬愛してやまない元日本代表、戸田和幸さんの初のプロクラブ監督就任もあったのでサポーターではないですが勝手に妄想してみます。妄想ですのであくまでもうるさいオタクがワーワーいってるなぁと思ってもらう程度で楽しんでもらえれば幸いです。
 プロ野球のベイスターズのオーナーでもあるDeNAがこのクラブの連結子会社になりました。当然のことながら大改革が行われると思いますが、まずは大量の選手の契約満了はおどろきでした。おそらくこのJリーグストーブLの最初の大きなトピックだと思います。




契約満了・退団となった選手は下記の通り。15名のアウトですね。

GK柴崎貴広(40)、GK圍謙太朗(31)、
DF水本裕貴(37)、DF渡部大輔(33)、DF夛田凌輔(30)、DF白井達也(25)、DF鎌田次郎(37)、
*DF川崎 裕大(30)は現役引退
MF藤本淳吾(38)、MF高山薫(34)、MF梅鉢貴秀(30)、MF川上 竜(28)、MF中原彰吾(28)、MF中島賢星(26)、
FW船山 貴之(35)、FW浮田健誠(25)。

 上記の選手の中で浮田、船山、中島、渡部、中原、水本らは22年度加入ですので普通に考えると1年で契約をきるというのは余りにも厳しい判断です。
 また水本、藤本の2選手は特に元日本代表なのでもっと年俸含めいい状況圏でやりたいと思ったりするでしょうがプロでプレーできる環境という点に魅力を感じて加入していると思います。もちろん細かい試合でのパフォーマンスはみていませんが両選手とも20試合以上出場し、ある程度評価されるパフォーマンスだった言えます。そうなると彼らを年齢が重ねているとはいえ切るのはどうだったのだろうと客観的に思います。もっと言えば他のベテランや中堅の選手もある程度Jで実績のある選手も多い印象ですから余程何かあったのかなと邪推してしまいます。



 またレンタルの選手の去就も気がかりですね。7名は一旦戦力にカウントしないとみたほうがいいとみています。

DF面矢 行斗(24)、DF蓑田 広大(24)、DF福島 竜弥(20)、DF藤原 優大(20)、
MF持井 響太(23)、MF松橋 優安(21)、
FW加藤 拓己(23)、FW野澤 零温(19)

 全員レンタル期間が1月31日までようです。ただ加藤選手は一足早く10月に清水に戻る事が発表されています。



そして発表されている新加入内定選手*11月15日時点
DF水口 湧斗、DF山下 諒時、
MF牧山 晃政、MF伊藤 恵亮、ME佐野 陸人、MF若林 龍、MF西山 拓実
FW左部 開斗、FW前田 泰良、

 全て大学生で9名がインですね。仮にレンタル移籍してきた選手の分を賄うとしても22年度に在籍していた残りの選手と合わせても19名しかいません。大卒選手と同じくらい人数かそれ以上の補強は行う筈です。戸田新監督にどの時期にオファーがあったのかが分かりません。ですので大卒選手は恐らくクラブが主導でしょう。スタメン11名+ベンチ入りが7名として合わせて18名。試合前の練習で問題なく試合ができるようにするために11名×2+αくらいが最低限いけない人数です。なので大卒選手と同じくらい人数かそれ以上の補強は行う筈です。34人が22年度は最終的に相模原に在籍しましたが30人前後は確保したいところでしょう。
 戸田さんの選手時代、解説者、指導者としてスタンスを見ていると理想は求めるかもしれないですが、既存戦力をやり繰りして準備を相当するタイプだと予想されます。ですが開幕前のシーズン頭から指揮をとれるので即戦力となる補強はクラブと相談してしっかり行う筈です。戸田政権で不安なのは監督自身のJでの指導者歴がないところかと思います。いくら監督のポテンシャルが高い期待のできる人でもいきなり現場のトップである監督というのは責任が大きいかと思います。優秀なHCを参謀として呼べるかはかなり重要です。候補としてイヴァンパランコ氏・(80年生・スペイン人)の噂があります。バルセロナ福岡校時代に戸田さんの息子さんが同クラブでプレーしていたので面識がある為です。イヴァン氏はロティーナ氏の率いたヴェルディ、セレッソ、清水、神戸でHCの経験がありますから親交のある戸田さんがオファーをしてもおかしくはないでしょう。そういった経緯もあってかロティーナ氏が率いたチームの試合の解説は戸田さんは一切しないように公にしています。*9月に日本で目撃したという噂もあります。HCで招聘できると戸田相模の貴重な戦力となると思います。
 さて補強の話に戻りますが戸田さんがパス、カウンター、マンマーク、ハイラインどういった思考のサッカーを目指すのかは現時点では不明です。JFLとJ3の入れ替え戦が行われることが決まっているようですのでまずは目先の目標は降格圏脱出でしょう。(早くて24年度から)入れ替え戦が始まればJ3はより厳しい環境になります。セミプロ&アマチュアのリーグで苦戦する事を考えれば1,2年でしっかり力を養い少なくともJ3では安定して戦えるようにしなくてはなりません。つまり近い将来まで見据えた相模原のスタイルの創出と確立を目指す必要があります。幸いJ3という国内のプロでは最下層のカテゴリーで最下位という状況なのは大きく改革をし易い状況です。
 






ではここからは具体的な補強を考えていきましょう。
フォーメーションがどうなるのかわかりませんが、22年度の基本布陣は442でした(32節終了時点で442が23試合)。2ボランチ2アタッカーのオーソドックスな布陣で考えていきたいなと思います。まずは上記のインアウトを受けての11月15日時点の雑観です。
 GKは直近の22年度に守護神を担った圍が退団しました。大ベテランの柴崎も含めて実力者2名の移籍となったのと2名しかGKがいませんので単純に人数が不足しています。しかも残留した2選手のうちの一人の竹重は30代後半ですから補強は絶対に必要です
 CBは新卒で大学生2名を補強しました。ただ新卒の選手がいきなりハマると思うのはさすがにギャンブル過ぎます。蓑田、藤原から残るなら彼らを軸に編成して欲しいです。ただ中堅やベテランがいるとDFが安定しますので上記の2名が残るなら最低でも1名、残らないなら2名ほど実力者を獲得し、4,5人体制を整えたいところです。
 SBは渡部が退団、福島や面矢もレンタル組。石田しか計算できる選手がいません。田中陸も偽SB的な素養はありそうですが、仮にレンタル組が残らないなら補強は両サイドに1名ずつは必要です。
 DHは司令塔の田中陸、守備の牧山、藤野心(デビューはしているが24年度昇格候補で田中碧を手本とする為、現代的な走れる司令塔)とするとどちらのタイプも実力者がおらず手薄。田中はSBも兼任、他の2名は若すぎる。しかも層が薄いという状況である。タイプ問わず即戦力が2,3名は欲しい。
 
SHもアタッカーやSTタイプの大学生が大量加入し松橋や持井がヴェルディに戻ったとしても人数はいる。しかし小柄な選手が多い。(佐野が唯一175cmである)左利きの選手も藤本(新卒の山下と西山以外は左利きがいない)が退団した為である。各ポジションに1名以上の左利きは欲しい
 FWは藤沼、佐相、安藤(19年のJFLのホンダロック時代を除く)にと新卒の2選手で数はいるがいずれの選手もJ2、J3で2桁などを上げた実績がない。また前線の起点になれる185cm以上のタワータイプとそれと異なるタイプの即戦力2名ぐらいは補強したい。
 
前線だけでなくDF陣も中盤も全体的に身長の低さが目立つ。クラシカルなカウンターでロングボールヨロシクのようなサッカーは戸田さんが主でやるとは思えないが戦術の幅として選択肢にあるのは別です。セットプレーの守備でも計算できる選手は獲得できると有難い。
 
よって私なりに勝手ながら下記のような条件をあげてみました。

①・GKの1人は竹重よりも若く、できればJでの経験豊富な守護神
②・GKのもう1人は川島のライバルとなってGKの質向上になる選手
③・CBに空中戦に強い長身選手(185cm以上)
④・CBに藤原、蓑田のレンタル延長の交渉とそれができないなら近しい若手
⑤・DF陣のリーダーになれる中堅やベテランをSBかCBで
⑥・LSBはレンタル組の慰留あるいは本職の補強
⑦・RSBは石田のライバルの確保。田中を中盤に専念させる体制
⑧・田中陸の代役及びライバルとなる司令塔タイプの獲得
⑨・牧山の手本となる選手かライバルとなる選手
⑩・実績のあるアタッカー。*左利きでサイズがあると尚良。
⑪・持井や松橋のように新卒組と競える若手。+αは⑩と同様
⑫・実力のあるシャドーストライカー。175cm以上なら尚良。
⑬・前線で起点となれるFW。185cm以上が最低1名、2名以上だと尚良。
⑭・全体の左利き割合を増やす。
⑮・平均身長も上げる。GK、CB、SB、DH、SH、FWポジションに1名以上ずつ。

次の記事では
15個の条件を満たしそうな選手を理想と現実を踏まえて考察します。

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