こんばんは。Sagishiです。
今回は、『英語の完全韻』について書いていきます。
◆英語ライムタイプの更新
歴史的に、英語のライムタイプは「完全韻」と「不完全韻」の2種別に分けられます。しかし、HIPHOP以後の現代においては「不完全韻」にカテゴライズされている脚韻がスタンダードな位置を占めています。
よって、本記事では「完全韻」と「不完全韻」の定義を更新したうえで、新しく「標準韻」というライムタイプを追加することを提案します。これにより、ライムタイプを現代的で実践的なものにします。
新しい英語のライムタイプを、以下に示します。
特徴は「完全韻」の定義を、より厳密なものとし、後続の子音の一致を必要とした点です。開音節(Open syllable)の脚韻は「標準韻」にスライドしました。
またFamily rhymeなどの細々としたカテゴライズを廃止し、型式(Type)として再定義しました。これにより、複合的な要素をもつライムタイプにいちいち名前を定義する必要がなくなります。要するに、標準韻・類縁非強勢型のような表記が可能になります。
何か考慮不足な点や、疑問があればお伝えください。