人間のさんか [歌詞] 3 Sagishi 2022年12月29日 19:27 人間のさんか曲:Elitetao 詞:Sagishi揺れる根 もたれた雪は笑みを照らし薬指にさわる罌粟の手紙生産される性と言葉で流れる制度 大人へ朗らかに微笑んだ女の唇 静かに近づき頬にひとすじ 痣を沿って踊るように囲って口紅の痕がいやに熱く火照る胸に浸した「まれびとは来ない「稜線をゆく足跡がある「まさかりを貸してくんねえか「柱廊を振りむくとだれもいなかった蝶番に矢をはさんだだれかがドアを開けて深く真二つに折れることを望んでいる男女の関係のような冗談を包装紙でまるめぽいっと捨てたけど、数年で焦りがつのる「このまま何もなくて「生きていて良いんだろうかくちなしの花が舌に青く咲くころホテルで夢を癒した 湖畔の椰子を食べて甘いねとうなずきあった清らかな挨拶をされてもわからない隣にいるのに顔さえ見られない幼い思い出をこぼしてゆく…朗らかな微笑み 男の私語ささめきたつ騒音ささやかな沢、鳴り響き宵闇が近づき(夜は来ない)時計が回り記憶が剝がれ「だれも悪くないはずだけど「他人の不幸を笑っちゃう「不快なものを遠ざけちゃう「気づいたらすぐ死んじゃう「死んじゃうから楽しんじゃう「信者になって行くまでいっちゃう!シリアスなシリアルなナンバー掲げた僕たちは半端に背負って飲む価値観<リベラルスイーツ>僕は知らん「分かったつもりでいることほど「恐ろしいことはないのに「友人のような顔をして立ってる「眼に見えざるものを見て「耳に聴えざるものを聴く「そうして四千の夜を…朝枯れた片割れが剝れた頭の中から招かれた求めた乙女のほとから子供成長してからはたかれたなだらかな バラバラさ折々四季をないまぜに流されたわずかな風、明日から晴れかすかな汗が額を照らす「忘れられない恋ほど「人類の諧謔はない「開闢以来の勘違いがゆっくり「触り続けた皮膚を押しては戻す球体の球根の幽体の幽玄の収斂の終焉の流刑の風景の発見の再現の懊悩の丘陵の紺碧の鳴動の胎動の肺胞の溶解の境界の韜晦の彷徨の衝動の双眸の女神の精液の烙印の生命の命令の精霊の閉経の泥濘の悠久の恋慕の躍動の錯誤の末路の「だれも悪くないはずだけど「他人の不幸を笑っちゃう「不快なものを遠ざけちゃう「分かったつもりでいることほど「恐ろしいことはないのに「友人のような顔をして立ってる「眼に見えざるものを見て「耳に聴えざるものを聴く「そうして四千の夜を…「気づいたらすぐ死んじゃう「死んじゃうから楽しんじゃう「信者になって「亡者になって「奴らになって「生きて笑っちゃう ダウンロード copy #歌詞 #VOCALOID #CeVIO #さとうささら #POEMLOID 3 詩を書くひと。押韻の研究とかをしてる。(@sagishi0) https://yasumi-sha.booth.pm/ 記事をサポート