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母としてできること

「あなたの身体の中にはお母さんの細胞がほんの少し混じっています。同様に、お母さんの身体にもあなたの細胞が少し混じっています。お互いの細胞は血液を介して全身を巡っています。これは、お母さん(母体)が妊娠した際に胎盤を通してお互いの細胞が少しだけ混じることによって起こります。お互いの細胞は何十年にもわたって体内に残っていることが分かっており、この現象は「マイクロキメリズム」と呼ばれています。」

何かの時に、たまたま見つけてとても印象深かったものだったのですが、確認をしたくて検索をして引用した文章なんです。

私は、母に産んでもらって子として育てて頂き、また母として子を産み、育てるということをしています。

母と子の絆というものは特別なものがあって、胎盤を通して、細胞が身体に残っているというようなことを知ると、むしろ、肉体的に守るという意味合いになっているのではないかと思いますが、この影響は確かにあるのではないかと感じます。


昨日、主人と話をしていて、もっと子供たちに対して、濃く関わってほしい。ということを言われ、何を言いたいのかということはわかっていて、その時は素直な返答はできなかったのですが、経済的な自立ができる年齢になると、家から離れていくかもしれず、時間に対して甘んじているところがある。という自覚をしていかないとならないと思いました。

切っても切れないようになっている関係性であるとはいえ、心をしっかり繋げていなくては繋がっているという感触がなくて、距離感があるうちには何もできない。

今は自分の好きなようにしたらいい。としている子がいるのですが、その子に今、しっかり向き合うとなると、どうしたらよいのよ。と思う。

母親と同じ年代の人たちに、膝を突き合わせていてそんな話をしていたら、結局は、その子が今、したいと思っていることに対して、できることをするしかないよね。。ということで、ちゃんと心を向けるということだけではなく、具体的にできることを考えて行動するということから、心をかけ続けるということだなと。そう思い、食べることに拘りがある子だから、大好物のお煮しめを作りました。活動的で動きは大きい子ですが、好きなものは地味です。


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