【新日本プロレス】パラダイムシフトは起きるのか！？吼えろヤングライオン！！！ですわ～！！！

　皆さまごきげんよう。いつも読んで下さっている方は押忍ですわ。初めましての方は初めまして押忍ですわ。というわけで押忍ですわ～！！！

　さて今回は2023年2月4日の雪の札幌2連戦、その1日目について書いて行きますわ～！！！わたくしは同日、親友からのゴリ押しで全日本プロレスの八王子大会が気になるように思考誘導されてしまい、まんまと乗せられ全日を視聴しましてよ。全日は今、若手選手が雨後のタケノコのようにニョキニョキ伸び盛りで、全試合終了後にリング上に集結した若手選手らが中心になっての所信表明てんこ盛りの全日新時代宣言があり、正直言ってハチャメチャ面白い展開になっていますわ。しかしこうなると、新日の若手だって負けてませんわよと思いたいのが人情ですわよね。NOAHも全日もDDTも面白いですけども、わたくしの魂のふるさとはやはり新日本なのですわ。ですから、あちらの団体たちが面白いからそれだけを割り切って楽しむということは出来ませんの。あちらの若手も面白いですけども、こちらの若手だって面白いのですわと！言わずにはいられませんのよ～！！！今、各プロレス団体は若手が台頭していまして、まるでシンクロニシティが起きているかのように風景が変わっていますわ。それを皆さまにお届けしたい、ムリヤリ見せつけたい思いを止める気がありませんので、こうしてエグい筆圧が画面を通して皆さまに伝わりそうな暑苦しい文章をしたためているわけなのですわ～！！！では行きますわよ～！！！

　まず第1試合はオスカー・ロイベvsグレート-O-カーン。オスカー・ロイベは外国人ヤングライオンで身長が201cmある大器。対するO-カーンは、弁髪コワモテの悪役レスラーながら、酔っぱらいに絡まれている女児を助け、パンケーキをあげた例のナイスガイですわ～！！！

　試合は立ち上がりからレスリングの展開。ヤングライオンであるロイベがレスリングで挑むと、O-カーンがその技術をチョイ見せして軽く圧倒して行きますわ。これがほんとにカッコいいのですわ～！！！O-カーンはプロレス入りの前はレスリング全日本選手権や国体を何度も制覇し、オリンピック強化選手でもあったレスリングエリート中のエリート。その実力は折り紙つきなのですわ～！！！

　とかくレスリングといいますと、タックルとバックの取られ合いをしがちな今のプロレス界ですが、この試合は探り合いから腕を引っかけて相手を崩すという、本物の技術が出ていましたわ。レスリングには色んな攻撃方法がありまして、脇を差してもいいですし、いなして崩してもいいですし、力づくで投げてもいい。そういったコンタクトスポーツとしての魅力も出せる自由度の高いフォーマットがあるからキング・オブ・スポーツを名乗れるのだとわたくしは思いますし、このフォーマットで実力の高さを見せられる選手が時には報われる世界になってほしいのですわ～！！！

　さてレスリングでは歯が立たずとも果敢に挑み続けたロイベの心意気やよし、その後の試合ぶりを見てもまさに大器だと思いましてよ。わたくし、その動きの軽さに感心しましてよ。フワッと走れる巨人というのはなかなか見られませんもの。経験を積んで大器に相応しい選手に成長してくれればと願わずにはいられませんわ。最後はO-カーンの大空スバル式羊殺し(足をフックせず低い位置で極める変形コブラツイスト)でフィニッシュですわ。最初のレスリングで本物の技術を見せてくれたので、ファンタジックな技も抵抗なく受け入れられますわ。こういう試合が新日本プロレスには必要だと強く思いましてよ。大満足ですわ～！！！