iCARE創業10周年!次の10年はどうなるかな
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iCARE創業10周年!次の10年はどうなるかな

2021年6月14日、株式会社iCAREは創業10年を迎えました。創業記念日ということで、iCAREのビジネスモデルの根幹に立ち返り、次の10年を妄想してみようと思います。

iCAREのビジネスモデル

「iCAREのビジネスモデルは何か?」

こう聞かれると、シンプルに答えるのが地味に難しいのですが。

僕は「企業の健康管理業務の工数を削減するクラウドサービスで、企業からお金をとりながら健康情報を蓄積することで、従業員を健康にできる仕組み創りを目指しています。」と答えています。(長い、、)

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2015年に作られたこちらの図でシンプルに表現されています。洋太さんのブログで、この図の通りに、iCAREが事業を成長させてきたということが書かれています。

2011年に創業して10年が経ち、大きく変わったこと、変わっていないことがあります。本当に不思議なもので、2015年当時に書いた「山田のスライドナプキン」通りに事業が進んでいます。

すごいよなぁ。創業から10年、Carelyを世に出してから6年、諦めずに一貫して「働くひとと組織の健康を創る」ビジョンを目指し続けてきたからこそ、ここまでこれたのだと思います。

Amazonのバーチャス・サイクル

ちなみにナプキンの元ネタはAmazonの創業者であるジェフ・ベソズが紙ナプキンに書いたという『Amazonのバーチャス・サイクル』です。

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顧客満足の変数が「LOWER PRICES」「Selection」であるという点が、個人的にはとても興味深いなと思います。競争が起きていなかった業界に、適切な競争を起こすことで、安く正しい顧客体験が届くようになるサイクルを創ったのがAmazonのやったことであり、他の分野でも汎用できる知見なのかなと理解しています。

CEO辞めて、宇宙へ行くってかっこよすぎてドラマのヒーロー感すごいですよね。

iCAREのバーチャス・サイクル

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改めてiCAREのビジネスモデルに立ち返ると、「健康改善サービスの紹介」というのが少し浮いています。ここが10年でまだ開拓しきれなかった部分かなと僕は感じています。

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iCAREのバーチャス・サイクルの個人的解釈はこんな感じ。健康データをもとに最適な健康経営のソリューションを提供するプラットフォームになることを目指して、顧客の成功が低価格で再生産されていくサイクルを創るのがいいだろうと思っています。

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右上の領域を考えることに終始していた感があったのですが、「Market Network」という概念をつい最近学んで、だいぶ凝り固まっていた思考が拡張されて、左下と右上のサイクルを回すのが大事なんだよなぁと原点に立ち返りました。

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言ってることは普通なんですけど、ワークフローSaaSと、ネットワークと、マーケットプレイスの機能を兼ね備えた企業が圧倒的に利益を上げるということです。業務を効率化できて、人と繋がることができて、ほしいものを買える場所を創ろうということになります。

次の10年の妄想

これはあくまで僕個人の今の仮説でしかないのですが、「健康データを活用して、行動変容を促す」ということについて圧倒的ナンバーワンになるのが、次の10年で目指すところなのかな〜と妄想しております。

『カンパニーケアの常識を変える』というiCAREのミッションは、ワークフローSaaSとして日本一のプロダクトを創ることで「このまま前に進んでいけば達成できる未来」になってきました。まだまだプロダクトもオペレーションも改善は必要ですが、Carelyが日本の産業保健のデファクトスタンダードになる日はそう遠くないでしょう。

目下の最重要課題は、SaaSとしてとにかく面を広げることです。「健康管理業務を圧倒的に効率化し、正しい方向へ導くワークフローSaaS」として日本一になること。

でも、その次の絵を描く鍵は「ネットワーク」「マーケットプレイス」なのかもなぁと。

例えば、「ラインケア研修がやりたい」というときに、

・適切な部署に対して
・適切なサービスを
・適切な価格で

提供する必要があります。

でも産業保健の現場では、

・どの組織がどんな課題を抱えているのかわからない
・自社の課題に対してどのサービスが最適なのか情報がブラックボックスすぎてわからない
・競争がゆるやかで価格競争が起きていない

という問題を抱えているかと思います。

健康診断とかも顕著かもしれないですね。「どこの健診センターを使おう?」となった時に、個人のレビューはあっても、「人事にとって良い健診センター」「保健師・産業医にとって良い健診センター」の情報はほとんど手に入りません。そのため、片っ端から近くの健診センターに電話してヒアリングしたり、何か不満があっても去年と同じ場所を使い続けたりしてしまいます。

BtoBのマーケットプレイスってラストワンマイルの契約・購買までやり切るのがなかなか難しいと思うんですけど、人事労務・保健師・産業医との強力なネットワークと、マーケットプレイス(ほしいサービスを調べて購入できる機能)とが提供できたら、産業保健の未来は明るいかもなと創業10年の節目に妄想を膨らませてみました。


とはいえ目下はオペレーショナル・エクセレンス!!

明日もがんばろう。

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自殺予防共創ラボ代表/株式会社iCARE/保健福祉大学大学院ヘルスイノベーション研究科(公衆衛生学)/SFC(心理学・経営学)/AIESEC/SaaS/PMM/カスタマーサクセス/産業保健/人事労務/個人M&A/投資/なぜか王子と呼ばれています