時間が「控除」されて、生産性があがった
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時間が「控除」されて、生産性があがった

こんにちは。やすまさです。4月から大学院で公衆衛生学の修士課程がはじまりました。仕事はフレックスを利用して8:00〜17:00に勤務し、終業後にオンラインで授業を受けています。

忙しくなって辛くなるかと思いきや、意外とメリハリをつけることができて、楽しく生きています。

暇がない方が、生産性あがる説

1週間のスケジュールはこんな感じです。早起きになりました。

1週間のスケジュール

見ての通り、平日は自由時間が1時間もありません。笑

ご飯やお風呂の時間を無視して簡略化している上に、週によって変動することはもちろんありますが、ざっくり1週間の工数配分はこういうイメージです。

【1週間の工数配分】
・通勤:10時間
・仕事:45時間(法定労働時間40時間+残業5時間)
・大学院:30時間(授業24時間+予復習6時間)
・自由時間:22時間

1ヶ月やってみてわかったことは「自由に残業できないことが辛い」ということです。就業時間中に鬼の生産性を意識して仕事を処理しないと、仕事が終わらないしんどさがあります。以前はちょっと残業して残務処理を自由にできていたのが、「帰らなければならない」という縛りができたことで、毎日集中して仕事を終わらせる努力を求められるようになりました。

これまで惰性で仕事していたという気は全然なかったのですが、それでも「追い込まれると生産性をあげるよう人間は能力を拡張させられる」と思い知った1ヶ月間でした。

時間が「控除」されたことで、生産性をあげざるを得ない環境に追い込まれ、結果生産性があがったのかなと思っております。

生産性に関する2つの理論

時間がない状況に追い込まれた時に、僕は生産性に関する2つの理論を思い出しました。パーキンソンの法則と、ECRSです。

【1】仕事は時間があるだけ膨張する

人間は怠け者なので、深く考えずにいると、あるだけ時間もお金も使ってしまうと言われていて、「パーキンソンの法則」というものがあります。

パーキンソンの法則
①仕事の量は、完成のために与えられた時間をすべて満たすまで膨張する
②支出の額は、収入の額に達するまで膨張する

生産性をあげようと思っていても、暇を持て余すスケジューリングをしていたら生産性はあがらずに、余った時間の分だけ仕事を膨張させてしまうということです。業務効率化して、5時間かかっていた作業を1時間に削減しても、4時間無駄な仕事を創ってしまうのが人間ということです。(確かに、やりがちかもしれない。。)

そのため、大切なのは「意識しなくて大丈夫な仕組み」を作ること。先に時間を「控除」しちゃって、自由に使える時間に制限をかければ、勝手に生産性はあがるということです。

【2】ECRS(工数削減のフレームワーク)

業務工数削減のためのフレームワークとして、よく使っているものでECRS(イクルス)があります。

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自分自身の生活全体をECRSで整理して、排除できるものがないか、統合できるものがないか、順番を変えることで円滑になるものがないか、変数をなくしてシンプル化できるものはないか、を見直すと、時間を効率的に使えるようになります。

4月から、特に平日は自由に使える時間がほとんどなかったので、ECRSで自分の時間の使い方を見直してみました。

例えば、僕は就業時間後に残業している人に対して話しかけにいくことで、他部門も含めたオペレーションのボトルネックが何かを探る習慣があったのですが、それはランチの時間で代用するようになりました。

お金は「控除」すると賢く使える

パーキンソンの法則にうちかつために、お金については古くから「源泉徴収」や「先取り貯蓄」が推奨されています。

【1】源泉徴収

源泉徴収は、給与を先に企業が天引きして、税金を払っておいてもらうことです。額面の全額分給与を使ってしまうことがなくなる仕組みです。これによって、サラリーマンは所得税、住民税、雇用保険料、健康保険料、厚生年金保険料、介護保険料などの税金を滞納してしまう心配をせずに生活できています。

【2】先取り貯蓄

先取り貯蓄は、給与が振り込まれた後に、先に一定金額を貯金用の口座に移しておくことです。強制的に毎月一定金額を貯金できる仕組みです。僕の場合は、投資信託の定額積立でこの仕組みを構築しています。あらかじめ可処分所得を少なくコントロールして生活することで、気付いたら貯蓄が貯まっているということになります。

つまり、全部を自由に使うのではなく、「意図的に一定金額を控除して、可処分所得の中で生活する」ということが、賢く生きるために当たり前にされています。

お金のように、時間も「控除」する

同様に、時間についても「控除」をすると賢く使えるんだな〜ということに気づかされました。1日1日の密度が濃くなるので、充実感もあります。

「リモートの日は通勤時間分工数が浮くので、自炊とジョギングをしよう」とか、「出社する日は必ず誰かを誘ってランチの予定を入れて、他部門の情報収集やインフォーマルなコミュニケーションをしよう」とか。時間が限られているからこそ、工夫して使える時間内にやりたいことが実現できるように自然と取捨選択するようになりました。

また、「もともと控除してあるもの」という感覚なので、僕の場合は平日に自由時間がなくてもそんなにしんどくならなかったです。

「残業を減らすために、就業時間後に予定を入れておくといい」と言ったりもしますが、あれは本当に合理的なやり方ですね。

生産性をあげるために、あえて可処分時間を控除して予定を詰めておくの、意外と良さげなので生産性をあげたい方はぜひ試してみてください〜。

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自殺予防共創ラボ代表/株式会社iCARE/保健福祉大学大学院ヘルスイノベーション研究科(公衆衛生学)/SFC(心理学・経営学)/AIESEC/SaaS/PMM/カスタマーサクセス/産業保健/人事労務/個人M&A/投資/なぜか王子と呼ばれています