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気になるマーケの手法:試してみる➀ <松竹梅効果>

人は中間の値段の商品を選ぶ傾向にあり、これを「極端の回避性(松竹梅の法則)」と言う。飲食店のメニューでおなじみのアレである。
「マーケティング」授業の中で、アンケートを使って検証してみた。

東京へ遊びに行った際に、浅草の鰻屋へ行った設定で、片方の群は2水準、片方の群は3水準で、メニューを選んでもらった。

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その結果、3水準(松竹梅)にすることで、真ん中の鰻丼(上)を選ぶ比率が高まり、全体的に高い価格帯へ引き上げる効果が確認された。

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学生相手のアンケートなので、当初は2水準で圧倒的に並980円が選ばれると想定していたが、コロナ自粛でGW東京へ遊びに行くという設定が、ちょっと高い(上)を選ばせたと、勝手に推察した。さらに3水準時の(特上)11%選択も、同様の理由と考える。

とはいえ、松竹梅効果は確認できた、かな。



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