読書note22「13歳からのアート思考」
なかなかの知的刺激にゆすぶられる一冊であった。カメラの登場によって、写真のように表現することの限界を突き付けられたアーティストたちが、「表現の花」から「興味のタネ」「探求の根」へとその思考を広げていったことを、分かりやすく、そして僕らの常識をグイグイとえぐってきます。6つのクラス(授業)で一つずつ扉が開いていく感じもよい。
クラスの中で出された「アートの常識をめぐる5つの質問」
➀アートは美を追求すべきだ ➁作品は作者自身の手で作られるべきだ ➂すぐれた作品をつくるにはすぐれた技術が必要だ ④すぐれた作品には手間暇がかけられているべきだ ⑤アート作品は「視覚」で味わえるものであるべきだ。
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